サウジアラビア・リヤドのコンテンツ制作会社マンガプロダクションズは「南葛SC」と外資系企業として初のユニフォームパートナーになることを発表した。
南葛SCは、サッカー漫画『キャプテン翼』の主人公・大空翼が所属するチームと同名の葛飾区および東京都全域をホームタウンとするサッカークラブで、全国および全世界の人々から愛されるチームを作り、子供たちの夢を育み、社会の発展へ貢献することを目指している。
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サウジアラビアのマンガプロダクションズは、中東地域におけるコンテンツ制作業界のパイオニアとして、アニメ、ゲーム、漫画を制作している。また、開発プログラムやインターンシップ等を通じた人材育成による同地域のコンテンツ制作産業の発展への貢献を目指しており、これまでに制作および人材育成において業界大手各社と提携を行ってきた実績がある。
マンガプロダクションズCEOのイサム・ブカーリ氏は「この度、夢を追い求め続け若き才能をインスパイアすることに向けた、南葛SCへのパートナーシップを発表することを嬉しく思います。サウジアラビアと日本は、互いにアニメおよびサッカーへの情熱と関心を抱いています。『キャプテン翼』は、アラブおよび世界の多くの人々にプロとしてのキャリアを追求するきっかけを与えました。このスポンサーシップを通じて、我々は手と手を取り合い、あらゆる分野において未来のヒーローをインスパイアしていきます」と述べた。
クラブのオーナー兼代表を務める『キャプテン翼」の作者で、世界的に著名な漫画家である高橋陽一氏は「マンガプロダクションズをスポンサーとして迎えることを大変嬉しく思います。『キャプテン翼』を始めたとき、私のビジョンは、サッカー選手たちに決して諦めない気持ちを与えることでした。『キャプテン翼』が世界中の何百万人もの人々にサッカーの夢を追い求め続けるインスピレーションを与えたように、今後の試合に向けて、より大きな成功を収めるようなインスピレーションをチームに与えていけたらと思います」とコメントしている。