CJ ENMがビジョナリーアワード開催 K-コンテンツに貢献した俳優やアイドルを表彰

『パラサイト 半地下の家族』『別れる決心』など世界的に有名なヒット作を生み出した、ワールドクラスのエンターテインメントをリードする韓国企業CJ ENMは、1月8日にソウルで第3回ビジョナリーアワードを開催した。

グローバル アジア
CJ ENMがビジョナリーアワード開催 K-コンテンツに貢献した俳優やアイドルを表彰
CJ Newsroomより CJ ENMがビジョナリーアワード開催 K-コンテンツに貢献した俳優やアイドルを表彰

『パラサイト 半地下の家族』『別れる決心』など世界的に有名なヒット作を生み出した、ワールドクラスのエンターテインメントを牽引する韓国企業CJ ENMは、1月8日にソウルで第3回ビジョナリーアワードを開催した。

「グローバルなエンタテインメントの原動力として、CJ ENMは才能あるアーティストやクリエイターがその可能性と夢を十分に発揮できるようにします」という、同グループ副会長イ・ミギョン氏の祝辞で幕を開けた本アワードは、エンターテインメントの未来に新たなビジョンを示す先進的な功績を残したキーパーソンを表彰するもの。今年の受賞者は、定量的なデータ解析と約60名の業界専門家パネルにより、各分野での業績と創造性だけでなく、業界外でのグローバルな影響、実験、影響力を評価され選ばれた。「国境を越えたK-エンタテインメントのパワーはどこから来るのだろうか。その答えは、一人ひとりが持つオリジナリティです」と、同社CEOのク・チャングン氏はコメントした。

25年以上にわたって、Kコンテンツのグローバル化をリードしてきたCJ ENMの使命の中心にあるのは、韓国のストーリーと文化を高めること。本アワードは、"Untold Originals"を発見するために同社の旅路と理念を反映したものとされている。「ビジョナリーアワードにお集まりの皆様が、インスピレーションや経験を共有できることを願っています」とイ・ミギョン氏は述べている。

本アワードではCJ ENMのビジョンと呼応するオリジナリティ、革新的なアプローチ、新しいトレンドを生み出す能力を持っている人やグループが表象された。キム・ヘス(「未成年裁判」、「シュルプ」)、マ・ドンソク(『犯罪都市 THE ROUNDUP』)、パク・ウンビン(『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』)など国内外問わず大きな印象を残した俳優たちや、パク・チャンウク監督(『別れる決心』)、ガールズグループ(G)I-DLE(「Nxde」)も選出された。

また、ジャンルや世代を超えて共感を呼んだ俳優・歌手のIU(『ベイビー・ブローカー』)や、俳優・演出家のイ・ジョンジェ(「イカゲーム」『ハント』)、独創的な視点とストーリーテリング能力で勝負した脚本家のチョン・ソギョン(『別れる決心』「シスターズ」)、バラエティ番組で多世代を巻き込んだ「アース・アーケード」プロデューサーのナ・ヨンソクも国境を越えた才能が認められた。

Sources:CJ NewsroomVariety
《伊藤万弥乃》

関連タグ

伊藤万弥乃

伊藤万弥乃

海外映画とドラマに憧れ、英語・韓国語・スペイン語の勉強中。大学時代は映画批評について学ぶ。映画宣伝会社での勤務や映画祭運営を経験し、現在はライターとして活動。シットコムや韓ドラ、ラブコメ好き。