ディズニー、アジアのクリエイターの招待制プログラム「クリエイティブ・エクスペリエンス」を開始

ウォルト・ディズニー・ジャパンは、アジア・太平洋地域を代表するストーリーテラーと、ディズニーの主要ブランドやスタジオの幹部やクリエイターをつなぐ招待制の交流プログラム「クリエイティブ・エクスペリエンス」を開始したことを発表した。

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ディズニー、アジアのクリエイターの招待制プログラム「クリエイティブ・エクスペリエンス」を開始
ディズニー、アジアのクリエイターの招待制プログラム「クリエイティブ・エクスペリエンス」を開始
  • ディズニー、アジアのクリエイターの招待制プログラム「クリエイティブ・エクスペリエンス」を開始
  • 共同脚本家のジョー・ロバート・コール氏
  • ディズニー・ライブアクション プレジデントのショーン・ベイリー氏
  • プロデューサーでマーベル・スタジオ幹部のネイト・ムーア氏
  • 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』監督、脚本家のライアン・クーグラー氏
  • 20 世紀スタジオ シニアバイスプレジデントのサラ・シェパード氏
  • サーチライト・ピクチャーズ プレジデントのマシュー・グリーフィールド氏

ウォルト・ディズニー・ジャパンは、アジア・太平洋地域(以下、APAC)を代表するストーリーテラーと、ディズニーの主要ブランドやスタジオの幹部やクリエイターをつなぐ招待制の交流プログラム「クリエイティブ・エクスペリエンス」を開始したことを発表した。

「クリエイティブ・エクスペリエンス」は、ディズニーの約100年にわたる世界レベルのストーリーテリングの経験をAPACのコンテンツクリエイターと共有することを目的に実施されるとのこと。参加者は、独占ライブパネルを通じて、ディズニーの持つマーベル・スタジオやサーチライト・ピクチャーズ等の制作スタジオの制作過程における貴重な洞察について、影響力のあるクリエイターから直接話を聞く機会が提供される。

ウォルト・ディズニー・カンパニー アジア・パシフィックオリジナルコンテンツ戦略のエグゼクティブ・ バイスプレジデントであるキャロル・チョイ氏は、「『クリエイティブ・ エクスペリエンス』は、動画配信が各地域のコンテンツ制作水準とストーリーテリングの卓越性を高め、クリエイティブのさらなる成長に勢いを与えることを目的としています。APACには、世界的な可能性を秘めた世界レベルのストーリーテラーと才能を持ち合わせたクリエイターがいます。この新しいプログラムが、APACのクリエイティブ開発にとって貴重な存在となり、クリエイティブ・コミュニティに新たなエンターテインメントの扉を開くことを期待しています」とコメントした。

本プログラムの最初のライブパネルでは、ディズニー・ライブアクション プレジデントのショーン・ ベイリー氏、サーチライト・ピクチャーズ プレジデントのマシュー・グリーンフィールド氏、20世紀スタジオシニア バイスプレジデントのサラ・シェパード氏など、ディズニーの著名なクリエイターが実写コンテンツ開発についてディスカッションを繰り広げた。

また、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』全世界公開に合わせ、APACのクリエイターたちは先月、監督兼共同脚本家のライアン・クーグラー氏、共同脚本家のジョー・ロバート・コール氏、プロデューサーでマーベル・スタジオ幹部のネイト・ムーア氏とともに、映画の制作について独占パネルに参加。映画批評サイトRotten Tomatoes の元シニアエディターであるグレイ・ドレイク氏がモデレーターを務め、各地域から200名のコンテンツクリエイターが参加した。 追加のライブパネルは、2023年まで予定されている。

初の試みとなる 「クリエイティブ・エクスペリエンス」は、ウォルト・ディズニー・カンパニーのAPACに対する継続的なコミットメントの一環であり、これによりディズニーは、同地域のクリエイティブ・コミュニティと長期にわたる協力関係を深めていく。

昨年開催された第1回APACコンテンツ・ショーケースにおいて、ディズニーは、2023年までに50以上のAPACオリジナル作品を制作することを発表し、それ以来、韓国、日本、東南アジア、 オーストラリア/ニュージーランド、グレーターチャイナの作品をグローバルな動画配信サービスである Disney+で配信を開始した。 11月30日(水)には、シンガポールで待望のディズニー・コンテンツ・ショーケースを開催し、2023年の劇場公開作品と動画配信作品、そしてDisney+とDisney+ Hotstarで展開するAPACオリジナル作品のラインアップを発表する予定。

《Branc編集部》

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