アニメーションの企画・プロデュースを手がける株式会社ツインエンジンは、実写映画製作・宣伝の株式会社ヨアケと資本業務提携を締結し、同社をツインエンジングループに迎え入れた。
本提携により、ツインエンジンは実写映像事業へ本格参入する。両社は、アニメーションと実写を横断するIP開発体制を強化し、企画・プロデュース、制作、宣伝、配給などで培ったノウハウを活用する。
ヨアケは2009年11月設立。『日日是好日』『星の子』『海辺へ行く道』『おーい、応為』などを企画製作し、『花束みたいな恋をした』『雪風 YUKIKAZE』『片想い世界』『メモリィズ』などで宣伝プロデュースを担ってきた独立系の映画会社だ。
原作開発から映像化後の事業展開まで見据えたIP戦略
近年、マンガ原作を起点に映像コンテンツや商品・サービスへと展開するIPビジネスが世界規模で拡大している。こうした市場環境を踏まえ、ツインエンジンはグループ内の事業・制作基盤を拡充し、アニメーションの企画・制作にとどまらず、原作開発から映像化後の多様な事業展開までを見据えて作品を長期的に育てる体制の構築を進めてきた。
その一環として同社は2026年8月、原作開発の取り組みを加速させるためWebマンガレーベル「ビビビコミック」をローンチ。あわせて刊行した紙版の創刊記念号は発売から4日で重版が決定するなど、反響を呼んでいる。
今回の提携は、作品の特性に応じた映像化の選択肢を広げ、IPの価値を最大限に引き出すことを狙ったものだ。実写映像領域で実績と専門性を有するヨアケをグループに迎えることで、自社開発のマンガ原作をアニメ化のみならず実写化する道筋も確保する。ツインエンジンはグループにスタジオコロリド、ジェノスタジオ、スタジオカフカ、BUG FILMSなど計18のスタジオ・ユニットを抱えており、実写映像領域への参入により、映像化の選択肢を広げる狙いだ。



