ツインエンジン、キューン・プラントとギグリーボックスをグループ会社化、さらに制作ユニット「OUTLINE」を法人化

アニメーションの企画制作を行うツインエンジンは、アニメーションの背景美術を専門に手がけるキューン・プラントと、映画配給を手がけるギグリーボックスの株式を取得し、グループ会社化したことを発表した。

ビジネス 企業動向
ツインエンジン、キューン・プラントとギグリーボックスをグループ会社化、さらに制作ユニット「OUTLINE」を法人化
ツインエンジン、キューン・プラントとギグリーボックスをグループ会社化、さらに制作ユニット「OUTLINE」を法人化
  • ツインエンジン、キューン・プラントとギグリーボックスをグループ会社化、さらに制作ユニット「OUTLINE」を法人化
  • ツインエンジン、キューン・プラントとギグリーボックスをグループ会社化、さらに制作ユニット「OUTLINE」を法人化
  • ツインエンジン、キューン・プラントとギグリーボックスをグループ会社化、さらに制作ユニット「OUTLINE」を法人化
  • ツインエンジン、キューン・プラントとギグリーボックスをグループ会社化、さらに制作ユニット「OUTLINE」を法人化
  • ツインエンジン、キューン・プラントとギグリーボックスをグループ会社化、さらに制作ユニット「OUTLINE」を法人化

アニメーションの企画制作を行うツインエンジンは、アニメーションの背景美術を専門に手がけるキューン・プラントと、映画配給を手がけるギグリーボックスの株式を取得し、グループ会社化したことを発表した。

さらに、アニメーター・五十嵐祐貴率いる制作ユニット「OUTLINE」を法人化し、「株式会社 OUTLINE」を設立した。

キューン・プラントはアニメやゲームの背景美術を3Dで制作する企業として、これまで数多くの有名作品に携わってきた。近年アニメ制作における背景美術の需要が増す中、グループ内に背景美術会社を擁することで作品全体のクオリティ向上、並びに効率的な制作体制の構築を目指している。

また、ギグリーボックスは映画配給をはじめ、宣伝やビジュアルデザイン等映画に関わる業務を多岐にわたって手掛けてきた。今後は、両社の営業部門や宣伝部門の協業等、シナジー効果を発揮できる関係を築いていくとのことだ。

各社代表取締役 コメント

株式会社ツインエンジン 代表取締役 山本幸治氏
20年あまりアニメに関わってきましたが、日本のアニメが世界中で見られるようになった今の状況に大きな喜びと感謝の念を持って います。 同時に、我々が本当に世界で戦えるのかがこの先問われることになると思います。今回合流してくれた仲間たちと共に、アニメを作ること、届けることを日々アップデートしていきたいと考えています。


株式会社キューン・プラント 代表取締役 中尾陽子氏
弊社は2007年から15年に渡りアニメ・ゲームの背景美術を軸に運営を続けてまいりました。近年アニメ業界もグループ統合や3Dの促進と急速に変容し続けておりますので、なによりも企業間のつながりが大切な時代と考え、私個人としても自身のクリエイティブに向き合うための決断となりました。 弊社の3D 背景の技術を生かしていただけるように、良き作品作りの一端を担えるよう一層の精進をいたします。力強い経営支援を得ることができましたので、今後は従来業務に専念し、これまで以上の品質とサービスを提供してまいる所存です。


株式会社ギグリーボックス 代表取締役 宮崎聡氏
映画は人生に影響を与える魅力がたくさん詰まったコンテンツです。 その魅力ある映画を1人でも多くの人にお届けしたい!少しでも多く世の中に展開していきたい!そんな思いで配給事業に取り組んできました。この度、ツインエンジンと出会い、お互いがシナジーを生み出すことで、より一層、魅力ある映画をたくさんの人に発信していけるビジョンが見え、今後は、グループの一員として映画の配給というパートを担っていきます。そして、これからも“ギグリーボックスが配給する映画に出会えてよかった”と思ってもらえる配給会社を目指していきます。

《Branc編集部》