一般社団法人日中動漫遊戯産業連合会は、株式会社アジア太平洋観光社、アニチャイナ株式会社、有限会社ポテトハウスクリエイティブとの共催により、アジアのクリエイターを対象としたオリジナルキャラクターコンテスト「第4回 ASIA IP CONTEST in TOKYO 2026」の作品募集を開始した。募集期間は2026年8月1日から10月20日まで。
賞金総額は100万円で、OMAKE賞受賞者へのカプセルトイ商品化の権利付与、公開条件を満たした応募作品のオンライン公開、受賞・入選作品の東京会場展示など、次の活動につながる機会が用意されている。
新人・PROの2部門制、生成AI使用は申告制に
ASIA IP CONTESTは、アジアのオリジナルキャラクタークリエイターに作品発表と専門家による評価の場を提供するコンテストとして、2023年に始まった。作品募集、審査、オンライン公開、東京での展示を継続して実施しており、アジアのキャラクタークリエイター業界の発展を目的として掲げている。
第4回となる今回は、学生や活動初期のクリエイターを対象とする「新人部門」と、活動実績や商業経験を持つクリエイターを対象とする「PRO部門」の2部門を設置した。テーマは自由で、オリジナルキャラクターデザイン、またはオリジナルキャラクターを中心としたイラストレーション作品を募集する。2D・3Dなど表現方法は問わない。
応募対象はアジアの国・地域の国籍を有する者で、年齢制限はない。中国語・日本語・英語に対応し、日本国外からもオンラインで応募できる。応募作品は応募者本人が著作権を有するオリジナル作品に限られる。参加費は新人部門が1作品5,000円、PRO部門が1作品10,000円である。
生成AIの取り扱いについては、使用した場合に使用の有無および範囲を応募時に申告する方式を採用した。審査では、応募者本人による創作性、制作過程、オリジナリティを重視するとしている。

賞金に加え、全応募者対象の「OMAKE賞」でカプセルトイ商品化へ
賞・賞金は、PRO部門が金賞1名30万円、銀賞2名各10万円、銅賞3名各5万円。新人部門が金賞1名10万円、銀賞2名各5万円、銅賞3名各3万円。このほか特別賞として、最優秀クリエイティブ賞、審査員特別賞、人気賞が各2万円で設けられている。
注目されるのが、全作品を選考対象とする「OMAKE賞」である。同賞に選ばれたクリエイターは、カプセルトイ商品化の権利を得られる(斎藤企画提供)。すべての応募者に商品化への挑戦機会が開かれている点が特徴だ。
審査体制には、日中動漫遊戯産業連合会理事長でサンリオでライセンスデザイン管理に30年以上携わった関口貢氏、キャラクター・データバンク代表の陸川和男氏、日本ガチャガチャ協会代表理事の小野尾勝彦氏らを迎える。加えて、中国の広東省アニメ芸術家協会会長・金城氏、『哪吒鬧海』『黒猫警長』などに参加したアニメーション作家・監督の顧子易(建国)氏、韓国文化コンテンツライセンス協会会長のTaebong Cho氏、タイのキャラクターデザイナーNatthapong Rattanachoksirikul(Too)氏など、アジア各国の専門家が名を連ねる。

東京・赤坂で展示、PRO部門選抜者には出展支援も
審査期間は10月26日から11月9日まで。結果発表・表彰式は11月20日に予定されている。公開条件を満たした応募作品は、10月25日より公式オンライン展示「IP MUSEUM ONLINE」で通年公開される。受賞・入選作品は11月20日から23日まで東京・赤坂の東京多元文化会館で展示され、優秀作品は共催企業が発行する日中文化交流誌「和華」でも紹介される。
PRO部門の選抜者には、東京ビッグサイトや中国国内で開催される展示会への出展支援、クリエイター取材、キャラクターIP関連企業への見学・交流、ギャラリー展示やMARBLE GALLERY CAFEとの連携など、作品の発信と今後の展開につながる機会が個別に検討される。PRO部門金賞受賞者は、次年度の審査員として招待される。
なお、応募を検討するクリエイターや協賛を検討する企業を対象としたオフライン説明会が、2026年8月28日14時から15時30分まで、東京多元文化会館2階を会場に、オンライン同時開催される。参加費は無料、会場定員は40名で、申込締切は8月25日。大会概要や両部門の説明、審査基準、過去の受賞作品の解説などが予定されている。
応募は公式サイトの応募フォームより受け付けている。ファイル形式やサイズなど提出物の詳細は、公式サイトの募集要項で確認できる。




