アニメーション業界の国際サステナビリティ認証「ANiMPACT」がパイロット段階へ、欧州3者が共同開発

アニメーション制作の国際サステナビリティ基準「ANiMPACT」が、実作品での検証段階に入った。開発を手がけたのは、CineRegio、Ecoprod、Green Filmの3者だ。こうした基準は公的資金調達の条件にもなってきている。

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出典:Ecoprod
出典:Ecoprod

アニメーション業界で持続可能な制作を後押しする国際基準「ANiMPACT」が、実際の作品を対象に検証するパイロット段階に入った。開発を手がけたのは、CineRegio、Ecoprod、Green Filmの3者だ。

実写映画の分野では環境認証の仕組みが以前から整えられてきたが、これまでアニメーションには同様の制度がなかった。環境負荷を軽減するという目的のみならず、欧州ではこうした基準をクリアすることが公的助成を申請するための基準となりつつある。

3段階を経て固まった30項目の認証基準

ANiMPACTは、2025年のアヌシー国際アニメーション映画祭のマーケット「MIFA」で発表された。アニメーション分野におけるサステナブルな制作を、体系的に支えるための国際的な枠組みだ。

この基準が認証するのは、2D・3Dのアニメーション作品である。長編、シリーズ、コマーシャルなどが対象で、企業そのものを認証するものではない。認証監査は、EcoprodとGreen Filmが承認・登録した独立の第三者機関が担う。


《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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