2026年4月22日、日本アカデミー賞協会は「第50回日本アカデミー賞授賞式」を2027年3月12日(金)に開催すると発表した。第50回の会場は東京国際フォーラム ホールAとなる。また、新たに「VFX賞」が新設されるほか、選考対象作品の上映規定の改定も実施される。
第50回の会場は東京国際フォーラム ホールAに決定
2025年の日本映画界の興行収入は2,744.5億円を記録した。2026年3月に開催された「第49回授賞式」はチケットが完売し、テレビ放送の世帯視聴率が二桁台となるなど一定の成功を収めた。
現在、日本アカデミー賞協会の会員数は前年比5%増の4,200名を超え、賛同する映画関連企業は286社となっている。第50回という節目を迎えるにあたり、同協会は東京国際フォーラムの中でも最大のキャパシティを持つ「ホールA」を会場に選定した。
「VFX賞」の新設および「美術賞」の対象者拡大
第50回より、映画製作・興行形態の変化に合わせて部門構成と選考基準が一部変更される。実写映画制作においてVFX技術を担うスタッフを対象とした「VFX賞」が新たに設けられた。対象となるのは実写作品の「VFXスーパーバイザー」となる。これにより、正賞は作品賞や監督賞などの既存15部門にVFX賞が加わり、全16部門となる。
また、既存の「美術賞」は選考対象が拡大される。従来の美術監督や美術スタッフに加え、新たに「装飾」スタッフも対象に含まれることとなった。
選考対象作品の上映回数規定を改定
より多くの作品を選考対象とする目的で、作品の上映回数規定が見直された。
第50回の選考対象は、2026年1月1日から12月31日までに東京地区において有料で初公開された40分以上の劇場用劇映画およびアニメーション作品であり、劇場公開を目的に製作された新作に限られる。
今回改定された上映規定では、「東京地区の同一劇場において、公開初週に1日3回以上、かつ2週間連続して映画館のみで上映された作品」が対象となる。なお、2週目以降の上映回数は問わない。これらの規定を満たした作品から、約4,200人の協会会員による投票で正賞16部門および新人俳優賞が選出されることになる。

