EU新文化プログラム「Agora EU」構想が本格化。予算増額に期待の一方、独立性喪失と芸術の自由への懸念も

EUの新文化支援「Agora EU」は予算拡大と分野横断化を狙う一方、独立性や芸術の自由への懸念も存在する。

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EU新文化プログラム「Agora EU」構想が本格化。予算増額に期待の一方、独立性喪失と芸術の自由への懸念も
Photo by Pixabay EU新文化プログラム「Agora EU」構想が本格化。予算増額に期待の一方、独立性喪失と芸術の自由への懸念も

欧州連合(EU)の次期長期予算(2028-2034年)の柱として提案されている新文化支援プログラム「Agora EU」。総額約90億ユーロという大規模な構想は、文化・メディア分野への支援拡充への期待を集める一方、プログラムの統合による弊害や芸術の自由への影響を危惧する声も上がっており、ヨーロッパの映像産業関係者がその動向を注視している。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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