ショート映画配信のSAMANSA、新Vision「映画を、自由化する。」を発表。映画業界全体の変革目指す姿勢

ショート映画配信サービス「SAMANSA」を運営する株式会社SAMANSAは2025年9月16日、新たなVision(ビジョン)として「映画を、自由化する。」を制定したと発表した。

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ショート映画配信サービス「SAMANSA」を運営する株式会社SAMANSAは2025年9月16日、新たなVision(ビジョン)として「映画を、自由化する。」を制定したと発表した。

これまでのショート映画市場の創出という枠組みのみならず、映画産業全体に変化を与えたいという意気込みを打ち出している。さらに、クリエイター支援と新たな価値観の提供を軸に、日本発の映画エンターテインメント企業としてさらなる飛躍を目指す。


「業界再編」と「クリエイター支援」を明記

今回の発表に伴い、同社はMission(ミッション)も刷新した。新たなMissionは以下の3つである。

  1. ショート映画をきっかけに多くの人生に変化をもたらし、日常をより豊かに・自由にする。

  2. 映画を通して世界について考える機会をつくり、新しい価値観を提供・共有できる場を生み出す。

  3. 映画業界を再編し、世界中にクリエイターの声を届け、活動を支援する。

2021年の創業以来、同社は「10分で人生が変わる映画を世界に」というVisionを掲げ、ショート映画の製作・配給・配信事業を展開してきた。今回のVision・Mission刷新は、ショート映画というニッチ市場の開拓で得た知見と手応えを基盤に、より広範な映画業界の課題解決を目指す意思の表れと言えそうだ。

岩永代表「日本発のエンタメ企業として希望となる存在を目指す」

SAMANSAは月額490円で600本以上(2025年9月時点)のショート映画を提供するVODサービス。世界中のクリエイターと直接ライセンス契約を結ぶことで、独自の作品ラインナップを強みとしてきた。このビジネスモデルは、クリエイターに新たな収益機会と才能を発揮する舞台を提供することにも繋がっている。

代表取締役の岩永祐一氏は、今回の刷新について次のようにコメントしている。

「少しずつではありますが、ショート映画によって映画業界の多様性を広げ、クリエイターが才能を発揮する新たな舞台を提供できはじめていると日々実感しています。そしてこの度、ショート映画を起点としながらも、より広く映画業界全体に変革をもたらすことを明確に位置づけるため、当社のVisionを『映画を、自由化する。』へと改定いたしました。引き続き、日本発の映画エンターテインメント企業として、世界にポジティブな変化をもたらし、日本の皆さまにとって希望となる存在を目指し、今後も着実に歩みを進めてまいります」

《Branc編集部》

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