アーツカウンシル東京、海外映画祭参加支援の新助成制度を創設 最大600万円の長期助成を開始

アーツカウンシル東京は、海外映画祭参加を支援する新助成制度「カテゴリーⅣ」を創設。最大600万円の長期助成を7月1日から公募開始。

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アーツカウンシル東京
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公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京は6月4日、「東京芸術文化創造発信助成」に新たなカテゴリーとして「カテゴリーⅣ[長期助成]海外映画祭参加活動」を新設すると発表した。7月1日から公募を開始する。

2~3年間の長期支援で海外映画祭への道筋をサポート

新設される助成制度は、映画のポストプロダクション作業を行い、海外映画祭での上映を目指す事業に対して2年間または3年間の長期支援を提供する。対象事業の実施期間は、2026年1月1日以降に開始し、2027年または2028年12月31日までに終了する事業となる。

助成金額の詳細

  • 団体申請:2年間400万円、3年間600万円(上限)

  • 個人申請:2年間200万円、3年間300万円(上限)

  • 補助率:助成対象経費の2分の1以内

さらに、前述の助成金額とは別に、創作環境サポート費として年間上限10万円の申請も可能。

東京を拠点とする映画クリエイターが対象

申請資格は以下の通り:

  • 東京都内に本部が所在する団体(創作の核を担う監督またはプロデューサー等が都内在住であること)

  • 東京都内に居住する個人(映画監督、プロデューサー等)

申請受付は7月1日から30日まで

申請受付期間:2025年7月1日(火)午前10時~7月30日(水)午後6時 申請方法:オンラインによる申請

アーツカウンシル東京は、申請者向けのオンライン公募説明会を開催予定で、詳細は決定次第、同団体のウェブサイトで公開される。

公募ガイドラインの詳細は7月1日に公式サイトで公開される予定。

《Branc編集部》

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