Netflixでゲーム部門の責任者を務めるアラン・タスカン氏が、AAAスタジオ「Team Blue」を閉鎖した理由と、同社の将来的なゲーム戦略について率直に語った。
Varietyによると、3月19日にサンフランシスコで開催されたゲーム開発者会議で、同氏は「ゲーム部門をNetflixの全体的な使命に一致させる必要がある」と語った。タスカン氏は、人気ゲーム「フォートナイト」を開発したEpic GamesやEA、Ubisoftで30年の業界経験を積み、2024年7月にNetflixに入社した。Netflixは、映画やドラマ番組の配信で安定した収益モデルを築いているが、2021年に同社がゲーム業界に参入することを示唆して以来、「Netflixはゲーム部門でも、同レベルで長期的な利益を生み出せると本気で考えているのか?」との疑問が浮上し続けている。その疑問に対してタスカン氏は、長期的な利益を生み出すことが目標だと回答。「弊社は会員の皆様に、ゲームを発見してプレイできる場所であることを繰り返し示しており、今後も毎年、より大規模なゲームを次々とリリースしていくことを楽しみにしています」と、1月の決算発表で述べていた。