2023年、日本アニメがストリーミング収益の6%を占有したことが明らかとなった。Advanced Televisionが報じている。
ニュージーランドの企業Parrot Analyticsと日本動画協会(AJA)が発表した報告によると、2023年における日本アニメの世界収益は、ストリーミングの55億ドル(現為替で約8,450億円)とマーチャンダイズ販売の143億ドル(約2兆2,250億円)を含む198億ドル(約3兆1,070億円)に達した。この膨大な数字は、日本アニメが持つ文化的および経済的な影響力の大きさを浮き彫りにしている。
2023年、アニメは世界ストリーミング収益の6%を占めた。その地域の内訳は、北米が全体の41%にあたる22億ドル、アジアは29%にあたる16億ドルだった。
一方、マーチャンダイジング収益はアジアが54億6,000万ドルでトップ、北米が49億7,000万ドルで続き、合わせて世界のアニメ・マーチャンダイズ販売の73%を占めている。ストリーミングよりも、圧倒的にマーチャンダイズの収益が多いことがわかる。