Netflixドラマ「エミリー、パリへ行く」Googleがタイトルスポンサーに。Googleレンズでエミリーの服を画像検索

Netflixは「プロダクト・プレイスメント」と「ブランデッド・コンテンツ」に注力している。

映像コンテンツ マーケティング
Premiere Of Netflix's
Photo by Emma McIntyre/Getty Images Premiere Of Netflix's "Emily In Paris" Season 4 Part 1 - Arrivals

Googleが、Netflixの人気ドラマ「エミリー、パリへ行く」の広告スポンサーになり、視聴者は登場人物が着用しているアイテムをGoogleレンズでスキャンし、ネットで類似した商品を探して購入できるという。

Googleは、8月15日に配信スタートした「エミリー、パリへ行く」シーズン4の広告スポンサーとなり、広告付きプランに加入している視聴者は、すでにGoogleの広告を目にしているだろう。Varietyによると、同シリーズのシーズン1~3にもGoogleの広告が掲載される予定で、広告付きプラン以外の視聴者も、劇中で登場人物が着用しているアイテムをGoogleレンズでスキャンできるとのこと。

広告付きプランに加入しているユーザーのストリーミング画面では、一時停止広告(ユーザーがコンテンツを一時停止したときに表示される広告)にて、Googleレンズを使って画面をスキャンするよう促す広告が表示される。その15秒のコマーシャルは、リリー・コリンズ演じる主人公エミリーがGoogleレンズを使い、商品購入方法を手ほどきする内容となっている。

Netflixのマーケティング・パートナーシップ担当部長であるマグノ・ハレン氏は声明で、「番組のファン層を自然に巻き込み、魅力的なフォーマットを活用することでNetflix会員にクリエイティブで楽しい体験を提供し、パートナーには弊社が彼らと築くことができるユニークかつ多様な機会を示すことが可能です」と述べている。

今回の提携は、Netflixが初めて番組内でスポンサーの一時停止広告を掲載した事例となり、Netflixが既存コンテンツにタイトルスポンサー名の表示を認めたのも初となる。

Netflixは「プロダクト・プレイスメント」やと「ブランデッド・コンテンツ」に注力


《Hollywood》

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ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行と料理、読書とカメラ。

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