2016年に公開されたディズニーのアニメーション映画『モアナと伝説の海』の続編映画『モアナと伝説の海2』の予告編が、24時間で1億7,800万回再生され、ピクサー作品を含むディズニー・アニメーション映画の予告編で最高記録を樹立した。再生回数は、TikTokとYouTube、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、Snapchatの累計となっている。
The Hollywood Reporterによると、これまでにピクサー映画の予告編で最高再生回数を記録したのは、1億5,700万回の『インサイド・ヘッド2』。ディズニー・アニメーションでは、『モアナと伝説の海2』の記録により、ナンバーワンだった1億1,600万回再生の『アナと雪の女王 2』が2位にランクダウンとなった。
『モアナと伝説の海』シリーズの舞台は、神秘的な伝説が息づく南海の楽園モツゥヌイ島。第1作では、海と特別な絆で結ばれている16歳の少女モアナが、島に迫り来る暗黒の闇を止めるため、伝説の英雄マウイたちと一緒に海の向こうにある伝説の島を目指し、壮大な冒険へ旅立つ姿が描かれた。
米ディズニーによると、続編は第1作の3年後が舞台となり、「マウイと新しい乗組員たちに加わったモアナは、オセアニアの遠い海──、長く忘れ去られた危険な海域へと旅立ち、これまでに経験したことのない冒険に挑む」と紹介されている。
『モアナと伝説の海2』の予告編は、6月14日に米国公開となる『インサイド・ヘッド 2』の上映前にも流れるため、さらに話題を集めるのではないだろうか。『モアナと伝説の海2』に次いで予告編の再生回数が多い『インサイド・ヘッド2』は、8,000万ドル(約125億8,060万円)~8,500万ドル(約133億4,170万円)の興行収入が見込まれている。同作は、ここ近年、興行成績で苦戦しているピクサーにとって救世主となり、『モアナと伝説の海2』と共にディズニー・アニメーション映画を盛り上げてくれそうだ。
『モアナと伝説の海2』には、モアナ役のアウリイ・クラヴァーリョ、マウイ役のドウェイン・ジョンソンが声優として続投。デヴィッド・デリック・Jr.、ジェイソン・ハンド、デイナ・ルドゥー・ミラーが共同監督を務める。
『モアナと伝説の海2』は、2024年11月27日に米国公開予定。日本公開日は12月6日に全国劇場公開を予定している。