8月31日終映予定の『THE FIRST SLAM DUNK』、井上監督も登壇のトークイベント開催

8月15日、都内で映画『THE FIRST SLAM DUNK』トークイベント付き上映会<COURT SIDE in THEATER FINAL>が開催された。

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映画『THE FIRST SLAM DUNK』、ついに31日で長期間の上映に幕!トークイベント開催
映画『THE FIRST SLAM DUNK』、ついに31日で長期間の上映に幕!トークイベント開催
 「こんなに長く上映しているのは初めてですし、応援してくださってる皆さんの熱意がこんなにも消えないというのは初めての経験で、『感動しました』というような声を聞くたびに、緒を締め直さなきゃいけないなという気持ちです。」(三宅健太)「ここまでくると、もう終わってほしくないですよね」(仲村宗悟)

 15日、都内で映画『THE FIRST SLAM DUNK』トークイベント付き上映会<COURT SIDE in THEATER FINAL>が開催された。

 昨年12月3日から公開された同作品は、国内観客動員1057万人、興行収入152億4300万円を突破しているが、今回8月31日で長期間の上映に幕を下ろすことが決定した。

 この日は、宮城リョータ役の仲村宗悟、三井寿役の笠間淳、流川楓役の神尾晋一郎、桜木花道役の木村昴、赤木剛憲役の三宅健太の湘北メンバーを演じたキャスト5名が登壇して感想を述べた。

 キャストに続いて登壇した井上雄彦監督は「公開してから心境の変化はありましたか」と質問されると、「公開前はすこしでも良くしたいという気持ちで、ベストを尽くすことだけ考えていた。完成までは、スタッフの皆さんも頑張ってくれる人達だったので、自分も少しでもいいものにしようとしていた。公開後っていうのは、映画は完成したとはいえ、観てもらわないと存在価値もない。お客さんに観てもらって、その人の中に届く、伝わった時にやっと完成するという気持ちなので、伝わってくれるといいなと思いながら過ごしてました」と語った。「円盤(DVDやBlu-ray)は出ますか?」という質問に対しては、「出した方がいいですか?」と問いかけると、場内からは拍手が鳴り響いた。さらに「出さない人だと思ってるでしょ?」と観客に語りかけ「そんなことないですよ」と続けた。

 また最後に「この映画は、スラムダンクという名前のもう一本の樹です。物を作るときに、“予定調和”ってことはしたくない。ただなぞるとか、移し替えるとかはあまりそそられない。それで、この映画もちょっと違う感じになったかなと思います。マンガを描くときに何を大事にしてたかというと、マンガでページをめくった先で驚いてほしい、ワクワクしてほしい、喜んでほしいという気持ちが根っこにあるんですね。同じ気持ちでずっと作ってきました。伝わって完成すると言いましたけど、段々完成しつつあるのかなという感じがしてます。本当にありがとうございます」とメッセージを送った。

 同イベントに参加できなかった人にも、イベントの模様を全国映画館で楽しめるように 「ラストゲーム」と称した8/25(金)~8/31(木)の7日間限定で、今回の模様を収録・編集した映像(20~30分予定)付きの特別上映を、全国の劇場で実施予定となっている(※一部劇場・上映回を除く)。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』、ついに31日で長期間の上映に幕!トークイベント開催

《RBB TODAY》

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