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全米脚本家組合(WGA)と映画製作者協会(AMPTP)の代表が、ストライキを開始して初めてとなる会合を現地時間8月4日に開くことになった。
Screen Dailyによると、WGAは8月1日に「AMPTPが本日WGAに対し、今週金曜日に交渉について話し合うための会合を開くことを要請した」と組合員たちにメッセージを通知したとのことだ。WGAは5月2日よりストライキを行っており、AMPTPに対して最低額の大幅な引き上げ、ストリーミング・プラットフォームにおける残留報酬のより良い計算方法、すべてのテレビ番組における最低人員要件など作家報酬の大幅な見直し、そしてAI利用に対する方針決定を求めている。
また、TBI Visionは「格付け会社ムーディーズが5月に発表したレポートによると、脚本家ストライキの結果、アメリカのスタジオは年間6億ドルに上るコスト増に直面する可能性があり、それはアメリカの番組を購入する側にとっては値上がりを意味する」と報じている。