韓国ボックスオフィスにて『THE FIRST SLAM DUNK』の累計観客数が400万人を突破したとスポーツ韓国が報じた。韓国では1月4日に公開され、3月5日には公開61日で観客数380万人を超えて歴代日本映画国内興行1位に上がった本作。KOBISによると、3月13日時点で、リアルタイムのチケット発券数は4,017,770人となっている。その人気から、来月初めに「スラムダンクフェスティバル」が開催されるとのことだ。日本の声優陣とエンディング主題歌「第ゼロ感」を歌った10-FEETが韓国を訪れ、一週間に渡って開催される予定。ちなみに、現地では「スラムダンクに狂った(はまった)人」という意味の「슬친자(スルチンジャ)」という造語まで作られている。ここまで本作が人気な理由について、韓国日報が取材した関係者によると、字幕版と吹替版それぞれの魅力、作品へ込められたメッセージ、漫画にはないビハインドストーリーに魅了されている人が多いようだ。「日本のオリジナル声優の声で聞く字幕版では原作者の意図がよく反映された演出が際立っている。吹替版ではTVアニメの「スラムダンク」のカン・ベクホ(韓国版の桜木花道)を同じ声優が担当しているため懐かしさを感じることができ、字幕を見ることなく映画に集中できる」とのことだ。