Netflixは、リアリティ番組「はじめてのおつかい(英題:Old Enough!)」のシーズン2の契約を日本テレビと結んだ。
日本で30年以上放送されているこの番組では、子供たちが、家族の夕食を作る、家族の服をたたむ、町へおつかいに行くなど、初めて家族のために責任ある仕事を任される。そして、変装したカメラクルーによって、おつかいという任務を遂行する子供たちの反応、恐怖、決意が映される。Netflixは、今年3月からシーズン1として厳選された20話を配信してきたが、今回10話を追加し、2023年1月1日から配信する予定だ。
「はじめてのおつかい」は人気番組として、アジア各国の放送局に販売されており、イタリア、イギリス、ベトナム、中国で放映された実績がある。さらに、オランダでの放映も決定しており、シンガポールではシーズン3の契約が結ばれている。
シーズン1はアメリカ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏を中心にSNSで世界的にトレンドとなった。また、インドネシア、香港、シンガポール、台湾、ベトナムなどの地域では、キッズプロファイルで1位を獲得した。
Netflixにて配信されるシーズン2のエピソードの中には、かつておつかいに行った子供とその子供の現在の姿が登場する「あれから○○年…」と呼ばれる特集が含まれるとのこと。この特集は、日本でも多くの人に親しまれており、Netflixによると視聴者の要望でシーズン2に追加されたとのこと。
日本テレビ国際事業開発部の宮田圭介氏は「各エピソードがユニークで、視聴者は子供の初めてのおつかいがどうなるかに魅力を感じ、夢中になっています」「Netflixが今年3月に「はじめてのおつかい」を初めて配信したとき、この私たちの最高の秘密が世界の視聴者に広く評価されると確信していましたし、そうなったことをとてもうれしく思っています。さらに、この愛すべき番組の国際的なフォーマット販売にもつながりました」と述べた。
また、Netflixのコンテンツアクイジションマネージャーである佐藤直美氏は「Netflixでは多くの素晴らしいストーリーが自国を越えて配信されており、30年以上にわたって放送されるこの魅力的な日本の番組は、驚くほど傑出しています」とコメントした。