KADOKAWA、韓国のTIMO Japanの子会社化を発表 グローバル事業を推進

KADOKAWAが2022年8月31日にTIMO Japanに新規の資本投資を行い、連結子会社化を完了。それに伴い、TIMO Japanは11月1日付で社名をKADOKAWA K+に変更したことを発表した。

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KADOKAWA、韓国のTIMO Japanの子会社化を発表 グローバル事業を推進
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KADOKAWAが2022年8月31日にTIMO Japanに新規の資本投資を行い、連結子会社化を完了。それに伴い、TIMO Japanは11月1日付で社名をKADOKAWA K+に変更したことを発表した。

日本市場にのみならずグローバル市場において急成長している韓国コンテンツの事業を推進することで、さらなるKADOKAWAグループの成長機会を創出するとのことだ。また、メディアミックスの一環として、韓国コンテンツとKADOKAWAグループの出版、デジタルおよび映像事業とのシナジー戦略で事業を多角化する。

TIMO Japanは2012年の会社設立以降、韓国ドラマと映画を中心とした100作品以上の版権ライセンシングと流通事業を行ってきた企業。韓国を代表する俳優、チ・チャンウク、キム・スヒョン、パク・ボゴムなど10数名のアーティストの、日本国内におけるマネジメント、ファンクラブ運営、イベント事業も行っている。

KADOKAWA K+は韓国の映像IP権利とアーティストコンテンツの拡大、および事業の多角化戦略を中心に行い、グループ内での相乗効果も測っていくとのことだ。また、KADOKAWAのIPを基盤にした日本/韓国における映像制作事業でグローバル事業化を目指していく。

KADOKAWA K+を率いる新体制の経営陣として、TIMO Japan代表取締役の閔丙浩(ミン・ビョンホ)と、KADOKAWA 顧問 兼 韓国事業総括担当の徐賢東(ソ・ヒョンドン)が共同代表取締役に就任。今後の事業方針について、次のようにコメントした。

閔丙浩(ミン・ビョンホ)(旧TIMO Japan)氏コメント
この度、KADOKAWAグループの一員となったことで、これまでに培ってきた韓国アーティストのマネジメントやコンテンツ関連事業での経験と専門性を極大化できる土台が用意されました。KADOKAWAグループの豊富なIPと幅広いネットワークとのシナジー創出を基盤に、「スターとファン」、「日本と韓国」の架け橋の役割を担う文化コンテンツ企業へとより一層成長して行きたいと考えております。

新たなスタートを切る KADOKAWA K+がKADOKAWAグループの韓国関連IP事業を牽引する会社になるべく努力する所存です。

徐賢東 (ソ・ヒョンドン)(株式会社KADOKAWA)氏コメント
株式会社TIMO Japanは過去10年間、日本の市場において韓流事業の代表格ともいえる放送コンテンツ事業と俳優を中心としたアーティストの日本国内マネジメント及びイベント事業を推進し、成果をあげています。

今後、KADOKAWAグループの豊富なリソースと連動することで、日本と韓国をつなぐ最高のコンテンツ専門企業としてさらに成長していきたいと思っております。

概要

社名
新社名:株式会社 KADOKAWA K+(読み:カドカワケイプラス)
旧社名:株式会社 TIMO Japan

公式サイトURL
https://kadokawa-kplus.com/

代表者
代表取締役社長 閔丙浩(ミン・ビョンホ)
代表取締役 徐賢東 (ソ・ヒョンドン)(株式会社KADOKAWA 顧問 グループ経営企画局)

《Branc編集部》

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