ワーナー・ブラザース、大手スタジオ初『ロード・オブ・ザ・リング』をNFTで限定販売

ワーナー・ブラザースが大手スタジオで初めて、『ロード・オブ・ザ・リング』をNFTで限定販売する。

テクノロジー NFT
公式サイトより
https://web3.wb.com/warnermedia/movieverse 公式サイトより

ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントは、ブロックチェーン企業であるEluvio(エルヴィオ)と提携し、 「ロード・オブ・ザ・リング(エクステンデッド・エディション)Web3 Movie Experience」の販売を10月21日(金)に開始した。ワーナー・ブラザースのような大手スタジオが、NFTとして映画を販売するのは初めての試みだ。

『ロード・オブ・ザ・リング』のNFTは、 WB Movieverseという、将来的に他の作品も含むであろう新たなマーケットプレイスで利用できる最初の作品となった。Varietyによると、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントGM兼EVPのジェシカ・シェル氏は、今後の計画はまだ未定であると述べた。

ワーナー・ブラザースとEluvioは、各100ドルのエピックエディションを999セット、30ドルのミステリーエディションを10,000セット販売。どちらも4K UHDで映画の延長版(3時間48分)を見ることができ、8時間以上の特典映像、数百枚の画像、隠されたARコレクターズアイテムなどにアクセスすることが可能だ。エピックエディションには、シャイア、裂け谷、モリアの坑道という3つの映画ロケ地のナビゲーション・メニューと、ロケ地のキー・アートが含まれている。ミステリーエディションには、そのうちの1つがランダムで収録されている。また、エピックエディションにはミステリーエディションにはないイメージギャラリーが追加されている。

ワーナー・ブラザースが今回のNFTの数を決定した経緯について、シェル氏は「ファンの皆さんに手に取っていただきたいという思いと、ある程度の希少性や独占性を持たせたいという思いのバランスです」と説明した。

Sources:WB MovieverseDeadline
《Branc編集部》

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