2024年12月20日、日本動画協会は2023年のアニメ産業動向をまとめた「アニメ産業レポート2024」刊行記念セミナーを開催した。今回の調査では産業全体が3兆円を突破し、海外市場がアニメ市場の成長を牽引していることなどが分かった。
日本の映像業界の労働環境をめぐり、様々な課題が浮き彫りになる中、女性が子どもを育てながら働ける業界を目指し、活動をしているのが「swfi(映画業界で働く女性を守る会)」だ。「新しい映画業界を創りたい」という代表のSAORI氏に日本映画の労働現場の課題と、これからの活動について話を聞いた。
映画やアニメ作品の“パイロットフィルム”に特化した映画祭「渋谷パイロットフィルムフェスティバル(Shibuya Pilot Film Festival)」が、12月14日に渋谷シネクイントで開催。トークショー「プロデューサーが見据える映画の未来」には映画プロデューサーを務めるK2 Picturesの紀伊宗之氏とNOTHING NEWの林健太郎氏が登壇した。
今年のTIFFCOMは、昨年対比で参加者が増加、特に海外からの参加者が125%となり大幅に増えた。リアル開催ならではのセミナー企画も倍以上に増やし、3日間、多くの人が詰めかけた。BrancではTIFFCOM事業の代表を務めるユニジャパンの椎名保氏に今年のTIFFCOMを、振り返ってもらった。
11月30日、都内で「フリーランスサミット2024」が開催された。昨年ハリウッドでストライキを主導した全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)の全米理事、ダンカン・クラブツリー=アイルランド氏が登壇し、ストライキをいかに戦ったのかを振り返る。
俳優の役所広司、安藤サクラ、ティルダ・スウィントンによるワークショップが開催され、若手フィルムメイカーと俳優たちを指導。それぞれ異なる脚本を基に、第一線で活躍する各俳優のアプローチを学べる機会となった。
賞金総額最大3,000万円のショートアニメコンテスト「第2回高知アニメクリエイターアワード」が作品を募集中だ。第1回の受賞者に本アワードの魅力を聞いた。
約16分の自主制作短編アニメ『藍の約束』がYouTubeで公開され、約1カ月で6万再生を記録。静かな話題となっている。テレビや劇場アニメとは異なる場所に活躍の場を築き始めたインディーズアニメの世界について、本作を手がけたスタジオ春となりの2人と、自らも映像作家・プロデューサーとしてこの領域で活躍する史耕氏を交えて話を聞いた。