ドイツ政府、年間700万ユーロの新映画館支援「リープリング・キノ」を始動 アート映画の上映を促進

ドイツ政府は文化的価値の高い映画館を支援し、年間700万ユーロの助成金を通じて質の高い上映と多様なプログラムを促進する新たな支援策を発表した。

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出典:pixabay
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ドイツ連邦政府のヴォルフラム・ヴァイマー文化・メディア担当国務大臣は10月8日、国内の映画館を支援するための新たな助成プログラム「リープリング・キノ」の創設を発表した。ドイツ映画、ヨーロッパ映画、および芸術性の高い作品を積極的に上映し、質の高いプログラムを提供する映画館を表彰するもので、連邦文化予算から年間総額700万ユーロが拠出される。申請受付は2025年11月上旬に開始される見込み。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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