ハリウッドの構造変化は好機、日本映画産業のグローバル展開へJETROが示す活路

JETROは2025年8月、北米映画産業に関する詳細な市場レポートを発表。日本の持つ知的財産(IP)の可能性を指摘する一方、国際展開を阻む国内の構造的課題を浮き彫りにした。

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日本貿易振興機構(JETRO)ロサンゼルス事務所は2025年8月、北米映画産業に関する詳細な市場レポートを発表した。ストリーミング配信の普及が世界の映像業界の勢力図を塗り替える中、日本映画産業がグローバル市場で存在感を高めるための岐路に立っている。ハリウッドの構造変化を好機と捉え、日本の持つ知的財産(IP)の可能性を指摘する一方、国際展開を阻む国内の構造的課題を浮き彫りにした。本記事では、同レポートに基づき、日本映像産業が直面する現状と未来への展望を詳述する。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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