「横浜フランス映画祭2024」ラインナップが明らかに 特別アンバサダーは役所広司

3月20日(水・祝)から24日(日)に開催される「横浜フランス映画祭2024」のラインナップが明らかになった。第1回新潟国際アニメーション映画祭でグランプリに輝いた『めくらやなぎと眠る女』や、ラジ・リ監督の『レ・ミゼラブル』の続編『Les Indésirables/Bâtiment 5(原題)』など、注目作品の上映が予定されている。

グローバル マーケット&映画祭
『けもの』(c)2022 - LES FILMS DU BÉLIER - MY NEW PICTURE - 9459-5154 - ARTE FRANCE CINÉMA - AMI PARIS - JAMAL ZEINAL-ZADE
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『けもの』(c)2022 - LES FILMS DU BÉLIER - MY NEW PICTURE - 9459-5154 - ARTE FRANCE CINÉMA - AMI PARIS - JAMAL ZEINAL-ZADE

3月20日(水・祝)から24日(日)に開催される横浜フランス映画祭 2024のラインアップ発表記者会見が実施された。

1993年に始まり、横浜の文化イベントとして定着している横浜フランス映画祭。フランス映画ファンのみならず、多くの観客も楽しめる選りすぐりのラインナップを取り揃え、今年もフランス人キャスト・監督が数多く来日してオープニングイベント並びに舞台挨拶(Q&A)が実施される。また、未来を担う学生に向けたマスタークラスや、日本の映画の作り手との橋渡しを担うサイドイベントを実施するなど、フランス映画と文化を存分に楽める一大イベントとなっている。

【横浜フランス映画祭2024】予告編

2月5日(月)に実施された記者会見には、フィリップ・セトン氏(在日フランス大使館駐日フランス大使)、エマニュエル・ピザーラ氏(ユニフランス東京オフィス責任者)、山中竹春氏(横浜市長)、田川丈二氏(日産自動車株式会社 専務執行役員 チーフサステナビリティオフィサー)らが出席し、横浜フランス映画祭 2024の作品ラインアップが発表された。

また、特別アンバサダーとして役所広司氏も登壇。現在全国公開中の主演を務める映画『PERFECT DAYS』にて、第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞し、本年度の第96回アカデミー賞(R)国際長編映画賞に見事ノミネートされたお祝いに、ピザーラ氏より花束が贈呈された。

役所氏は「ボンジュール、横浜!」とアンバサダーのお決まりの一言でご挨拶。「この特別アンバサダーという大役に緊張しています。とにかくフランス映画が好きで、フランスという国を旅行するのも大好きです。僕が初めて国際映画祭に参加したのが、カンヌ国際映画祭でした。今村昌平監督の『うなぎ』でパルムドールを受賞して、授賞式に監督が不在だったので代わりに僕が受取りました。その後、様々な映画祭に招待していただき、その後もフランスの様々な映画祭に参加したことによって、映画の仕事を頑張ろうと、今こうして続けてこられたのかなと、とつくづく感じております。フランスの映画界には感謝の気持ちでいっぱいです。この映画祭でたくさんの方にフランス映画に触れていただきたいと思って参加させていただきました」とフランスへの想い、そして長年の感謝の気持ちを明かした。

さらに、マスコミからの質問では“生涯に残るフランス映画”を聞かれ、「『禁じられた遊び』(ルネ・クレマン監督)ですね。何度観ても感動するし、今の時代にもマッチするのではないかと思います」と理由とともに挙げた。続いて、過去のフランス映画にまつわるエピソードを受け、“フランス映画から受け取ったもの”について尋ねられると、「フランス映画は中学生くらいからよく観に行っていて、『個人教授』など、恋愛についてはかなり勉強したと思います(笑)フランス映画は人間ドラマとしても、コメディも、大人が楽しめる作品が多い気がします。日本にも大人のお客さんが足を運んでいただける、大人の映画がもっと増えるといいなと思っております」とコメントした。

また、今回発表されたラインナップには、第1回新潟国際アニメーション映画祭でグランプリに輝いた『めくらやなぎと眠る女』や、ラジ・リ監督の『レ・ミゼラブル』の続編『Les Indésirables/Bâtiment 5(原題)』など、注目作品の上映が予定されている。

🎥作品一覧

Àma Gloria(原題)
アニマル ぼくたちと動物のこと
Bâtiment 5(原題)
美しき仕事 4Kレストア版
画家ボナール ピエールとマルト
カネと血
けもの
コンセント/同意
愛する時
Neneh Superstar(原題)
めくらやなぎと眠る女
日本のシドニー(仮題)
Vermines (原題)

コメント一覧

フィリップ・セトン(在日フランス大使館 駐日フランス大使)
本映画祭には沢山のフランス映画が上映され、制作陣や俳優陣が来日します。世界においても、フランスにおいても、とても大事な催しになっています。この第七の芸術と言われる映画のフランスにおける魅力をみていただきたいです。今回ラインアップ発表する映画は、いずれもフランスで好況を博しており、日本でも多くの方に気に入っていただけたらと思っております。

ダニエラ・エルストナー(ユニフランス代表) ※ビデオメッセージ
フランス映画、そして映画界全体にとって、ジャーナリストの皆様の存在は非常に重要です。映画館で一年を通して、フランス映画を見ていただきたいと思います。そのためには、配給会社の存在が欠かせません。日本の多くの配給会社様と日々交流をさせていただいております。深く感謝いたします。
31回目の横浜フランス映画祭は、素敵な桜の時期に開かれます。フランスから来る多くの映画が花開く映画祭になります。また、監督、女優、男優が多く横浜を訪れ、皆様とお会いすることができます。映画祭はまさに、観客の皆様との交流の機会です。横浜フランス映画祭を楽しんでください。

エマニュエル・ピザーラ(ユニフランス東京オフィス責任者)
ユニフランスは世界中でフランス映画の進行に努めておりまして、フランス映画にとって日本は非常に重要な国です。去年だけで100本以上のフランス映画が日本で公開しています。『パリタクシー』が日本アカデミー賞にノミネートされたり、日本はフランス映画を愛し、フランス映画は日本を深く愛しております。フランスの映画人が日本への愛情を語る際に必ず出てくるのは“横浜”です。横浜のフランス映画祭は日本におけるフランス映画の活力を示す最高のシンボルです。今年も観客賞を用意しているので、ぜひお気に入りの作品に投票していただければと思います。

山中竹春(横浜市長)
今回特別アンバサダーに役所広司様にご就任いただけまして、国内外問わず数々のご実績があり、多くの方に愛されてている役所様にアンバサダーに就任していただけること、大変光栄に思います。ぜひフランス映画祭を多くの方に楽しんでいただきたいと思います。
3月には、映画監督や俳優の皆様を横浜にお越しいただきます。ちょうど桜の開花時期になりますので、春うららかな気持ちの良い季節に、横浜市民、日本の方々と交流を深めていただければと思います。

田川丈二(日産自動車株式会社 専務執行役員 チーフサステナビリティオフィサー)
私ども日産は90年前の1933年に横浜で誕生し、現在、創業の地・横浜からグローバルに事業を展開しております。2018年に地元横浜でこの映画祭が開催されることになった際、当時の熱いオファーをいただいたご縁で、毎年メインスポンサーを務めてまいりました。今年もまた映画祭が華やかに開催され、横浜の街がフランスの豊かな文化で活気にあふれることを、とても嬉しく思っております。
コロナ禍に見舞われた2020年以降は、安心安全に映画を楽しんでいただけるよう、日本では例のない電気自動車限定のドライブインシアターに挑戦しました。この取組は、「Zero Carbon Yokohama」を掲げる横浜ならではのユニークな試みとして、大変ご好評をいただきました。
今年は、映画ファンはもとより、より多くの方々にフランス映画に関心をもっていただけるよう、横浜みなとみらい中心部の公共空間において、レッドカーペットイベントが企画されています。弊社は、ゲストの皆さまの移動に、100%電気自動車の「日産アリア」をお役立ていただき、今年も環境に優しいイベントの実現に貢献したいと考えております。

横浜フランス映画祭 2024 Festival du film français de Yokohama 2024 開催概要

期間:3月20日(水・祝)~3月24日(日)全5日間

会場:横浜みなとみらい21地区を中心に開催

主催:ユニフランス 

共催:横浜市、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ

特別協賛:日産自動車株式会社

公式HP:https://www.unifrance.jp/festival/2024/

《Branc編集部》

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