TOHOシネマズは、コロナ禍による行動制限なく迎えた本年のゴールデンウィーク期間（4月29日～5月7日）において、興行収入が 44.7億円の歴代最高記録となったことを発表した。
この記録となったゴールデンウィークの興行収入は、昨年対比では 206％、これまでの歴代最高であった 2019 年対比でも126％となったとのことだ。ゴールデンウィークの興行収入が記録となった要因としては、東宝配給作品『名探偵コナン 黒鉄の魚影（サブマリン）』、『TOKYO MER～走る緊急救命室～』や東宝東和配給の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』などバラエティに富んだ作品の好稼働によるという。
中でも、4月14日公開の『名探偵コナン 黒鉄の魚影（サブマリン）』は、5月7日時点で興行収入100億円を超える大ヒットとなり、『名探偵コナン』シリーズ作品としても、またゴールデンウィーク期間の東宝配給作品としても、初めて興行収入100億円を突破した作品となった。また、4月28日公開の東宝東和配給『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、公開10日間で、興行収入65億円を超えるロケットスタートとなり、これも100億円を突破する大ヒットの見込みとなっている。
今回のゴールデンウィークの盛況を足がかりに、多くの人気作品がラインナップされた夏興行にも期待ができそうだ。
