劇場版「転スラ」、全米でオープニング週末158万ドルを記録

Box Office Mojoによると、先日公開された映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が、全米ボックスオフィスでオープニング週末に158万ドルの興行収入を記録した。

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Box Office Mojoによると、今月1月20日(金)に全米公開された映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が、全米ボックスオフィスでオープニング週末に158万ドルの興行収入を記録した。オープニング週末は3日連続で10位圏内にランクインしている。

現在、全世界で1,148万ドルの興行収入を記録しており、シリーズ初の劇場公開作品としては順調なデビューを果たしている。

「転生したらスライムだった件」は、原作は伏瀬氏によるライトノベルで、イラストはみっつばー氏が担当している。もともとはウェブサイト「小説家になろう」で2013年から2016年まで連載されていたが、最初のリリースからそれほど時間が経たないうちに、マイクロマガジンがこのシリーズを買収して2014年に出版を開始。その後、現在進行中のライトノベル20巻を販売を開始した。

米国の出版社Yen Pressは、2017年にシリーズの英語版ライセンスを取得し、最初の14巻を販売。ライトノベルは最終的に、岡霧硝氏のアートワークで賞を獲得するほどの人気漫画作品にもなった。漫画はこれまでに21巻(英語版20巻)が発売されている。2022年10月現在、「転生したらスライムだった件」ライトノベルの発行部数は3,000万部を突破している。

『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』の北米配給は、『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』や『ONE PIECE FILM RED』等の配給も手がけてきたクランチロールが担当している。日本国内だけでなく、劇場アニメ作品は海外でもヒットする作品が続々と増えてきている。

『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』本予告【11月25日(金)公開】
Sources:GameranxBox Office Mojo
《伊藤万弥乃》
伊藤万弥乃

伊藤万弥乃

海外映画とドラマに憧れ、英語・韓国語・スペイン語の勉強中。大学時代は映画批評について学ぶ。映画宣伝会社での勤務や映画祭運営を経験し、現在はライターとして活動。シットコムや韓ドラ、ラブコメ好き。