「北欧、暮らしの道具店」のクラシコムが初めて海外映画を買い付け、ギャガ配給で12月公開

雑貨や衣類などのD2C販売、メディア運営、企業へのマーケティング支援などを行うクラシコムは、初めて海外で買い付けた映画『離ればなれになっても』が、12月30日(金)より公開することを発表した。また、ポスタービジュアル・予告編も公開された。

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「北欧、暮らしの道具店」のクラシコムが初めて海外映画を買い付け、ギャガ配給で12月公開
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雑貨や衣類などのD2C販売、メディア運営、企業へのマーケティング支援などを行うクラシコムは、初めて海外で買い付けた映画『離ればなれになっても』が、12月30日(金)より公開することを発表した。また、ポスタービジュアル・予告編も公開された。

クラシコムが過去に手がけた『青葉家のテーブル』(2018年公開)をはじめ、2作目『ひとりごとエプロン』(2019年公開)、3作目『スーツケース・ジャーニー』(2021年公開)、4作目『庭には二羽』(2022年公開)という4作品のオリジナルドラマシリーズは、公式YouTubeチャンネル等で公開され、全作品でYouTube再生回数2,000万回超となっている。

1作目の『青葉家のテーブル』は、2021年6月に劇場映画化。TOHO シネマズを中心に全国50ヶ所以上の劇場で公開され、現在はDVD販売及び、Amazonプライム・ビデオをはじめとした各プラットフォームでデジタル配信されている。また、海外からの注目度も高く、スウェーデン、アメリカ(ハワイ)、スペイン、台湾の4カ国の映画祭に招待され、現在は台湾・韓国においてデジタル配信が行われている。

そういったオリジナル作品の製作を進める一方で、クラシコムが運営する「北欧、暮らしの道具店」がプライベートブランド商品を販売しながら他ブランドの商品もセレクト販売するように、映像作品においても様々なジャンルの作品提供に挑戦するべく、2020年にドイツにて開催された第70回ベルリン国際映画祭に参加。そこで、本作『離ればなれになっても』を買い付けたとのことだ。新型コロナウイルスにより日本での公開時期を模索していたが、ギャガの配給により、2022年12月30日(金)にTOHO シネマズシャンテ他、全国劇場で公開することが決定した。

『離ればなれになっても』予告編

作品概要

イタリアで公開されるや3週連続第1位の大ヒットを記録し、イタリアのアカデミー賞<ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞>3部門にノミネートされた本作。SNSでは「2度泣いた」「魅惑的な美しさに完全に夢中」「信じられないほど感動」など激賞コメントが駆け巡った、ガブリエレ・ムッチーノ監督(『幸せのちから』など)の最新作だ。音楽は、『ライフ・イズ・ビューティフル』の二コラ・ピオヴァーニ。

主人公は、「宝石(ルビ:ジェンマ)」という名前の通り美しく輝くジェンマと、彼女の初恋の相手であるパオロ。2人が16歳で出会った1982年から2022年まで、ベルリンの壁の崩壊、9.11テロ事件など激動の時代に翻弄され出会いと別れを繰り返す日々が描かれている。見つめるだけで息が止まった幼い恋、大人の都合で離ればなれにされた切ない時間、まさかの親友の裏切り、身を引き裂く別れ、涙の再会の思いもしなかった行方──40年の歳月の果て、ジェンマの隣にいるのは果たして誰なのか──。予告編は、その40年の歴史とその果てにある結末を期待させる内容となっている。


─STORY─
1982年ローマ、16歳のジェンマは同級生のパオロと恋におちる。彼の親友のジュリオとリッカルドと共に、弾けるような青春の時を過ごしていた。ところが突然、母親を亡くしたジェンマは、ナポリの伯母の家に引き取られる。1989年、教師、俳優、弁護士と、社会への一歩を踏み出した3人の男たちは、別人のように変わってしまったジェンマと再会する──。

《Branc編集部》