『ONE PIECE FILM RED』とのゲームコラボで10代男性ユーザーが増加、タイミングによっては効果は薄れる傾向に

劇場公開に伴い、6つのスマホゲームとのコラボを実施した、映画『ONE PIECE FILM RED』。ゲームエイジ総研による調査によると、本コラボを通して10代男性のユーザーが増加したことが分かった。

映像コンテンツ マーケティング
『ONE PIECE FILM RED』とのゲームコラボで10代男性ユーザーが増加、タイミングによっては効果は薄れる傾向に
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ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルシングファームのゲームエイジ総研は、映画『ONE PIECE FILM RED』公開にともなうコラボイベントで、10代男性のユーザーが増加したと発表した。

大人気漫画の『ONE PIECE』は、今年で連載開始から25年を迎えた。8月に公開された映画『ONE PIECE FILM RED』は公開から58日で興行収入が162億円を突破し、9週連続で週末興行ランキング1位を獲得。今でも根強い人気がある作品だ。今回の映画公開にともない、6つのゲームアプリでコラボイベントが開催された

映画公開前に行われた「荒野行動」とのコラボでは10代男性のユーザーが増加

元々10代男性に人気の高いゲームアプリ「荒野行動」では、映画公開前に行われた今回のコラボで、10代男性のユーザーがさらに2万人ほど増加している。20代男性のユーザーも多くはないが、増加傾向となった。

「ONE PIECE」のモバイルゲームは大幅にユーザーが増加

「ONE PIECE トレジャークルーズ」「ONE PIECE バウンティラッシュ」は映画公開に合わせてキャラクターの実装を行なっていたため、公開日から大幅にユーザーが増加した。「ONE PIECE トレジャークルーズ」は、元々20代男性のユーザーが多い傾向にあり、さらにユーザー数を伸ばした形となった。

映画公開後のコラボイベントは、タイミングを逃すとインパクト減

映画公開後にコラボイベントを行ったのは「モンスターストライク」「パズル&ドラゴンズ」「グランブルーファンタジー」の3つのアプリ。

「モンスターストライク」は、8月13日からイベント事前キャンペーンを行なっていたタイミングで、10代~20代男性に増加傾向が見られ、最大で40万人ほどの増加となった。「パズル&ドラゴンズ」については、映画公開から約一ヶ月経った9月1日からイベントが開催されており、増加期間は短いものの、10代~20代男性のユーザー数が増加している。

一方で映画公開から約一ヶ月半が経った9月14日よりコラボイベントを開催した「グランブルーファンタジー」については、あまり増加傾向が見られなかった

以上の結果から、全体として今回のコラボ施策は10代から20代の若い男性の支持を受けていることが明らかになった。また、映画公開から時間が経ってしまうとユーザーの興味が薄れてしまうため、コラボイベントのタイミングは十分に検討する必要があることが分かった。

今でも映画『ONE PIECE FILM RED』は来場者数を伸ばし続けている。また、コミック「ONE PIECE」では現在最終章に入っていることから、日本を代表するIPとしてさらなる盛り上がりを見せることが予想される。

《Branc編集部》

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