
日本アニメが記録的な収益を達成し、文化・経済的な影響力が世界中に拡大
ダブルストライキの余波は、今後も長期にわたって続く見込み
世界のストリーミング契約数は、2029年までに20億件に達すると予測されており、特にアジア太平洋地域の成長がその増加をけん引する見込み。主要プラットフォームは新たな戦略で競争を強化している。
昨年同期比のカテゴリ伸長率では「アニメ・コミックグッズ」が1位に。様々な日本のアニメ作品が動画配信サービスを通じて世界に届けられることで各地にファンを生み、ファンがグッズを購入するための手段として越境ECを利用することで伸長している。
トレンド感度の高いアジアのZ世代がいま注目している日本のカルチャーは?アニメ部門では東アジアと東南アジアで傾向がはっきりと2つに分かれ、「ちいかわ」と「ハイキュー!!」が選定された。
コンテンツは長尺化し、2020年から2024年現在にかけて3倍以上に成長しているライブ配信市場。レポートを読み解くと、同市場では広告が嫌われにくいのが特徴として挙げられている。
中国、インド、インドネシアのエンターテインメント&メディア産業が成長。2028年までに世界全体のエンターテインメント&メディア産業の収益は3.4兆ドルを超えると予測されている。
英語圏で外国語コンテンツ消費の成長が最も著しいのは45~64歳の中高年層で過去4年間で30%から41%に増加している。