日本アニメを好きになったきっかけ『ドラゴンボール』が最多、海外アニメファン735名に聞いた「日本アニメの視聴に関する実態調査」

回答者の5人に1人が日本アニメを「毎日視聴」

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日本アニメを好きになったきっかけ『ドラゴンボール』が最多、海外アニメファン735名に聞いた「日本アニメの視聴に関する実態調査」
Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images 日本アニメを好きになったきっかけ『ドラゴンボール』が最多、海外アニメファン735名に聞いた「日本アニメの視聴に関する実態調査」
  • 日本アニメを好きになったきっかけ『ドラゴンボール』が最多、海外アニメファン735名に聞いた「日本アニメの視聴に関する実態調査」
  • BEENOS「日本アニメの視聴に関する実態調査」より
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BEENOSグループが運営する海外向け購入サポートサービス「Buyee」の海外の利用者735名を対象とした「日本アニメの視聴に関する実態調査」の結果が明らかになった。

幼少期から日本のアニメが趣味として定着

日本アニメの好きな点について質問したところ、「ストーリー展開の面白さ」が最多で87.2%、僅差で「魅力的な登場キャラクター」86.7%、「映像の美しさ」77.0%という結果になった。「独創的な世界観」「感情移入などの没入感」「大人が楽しむことのできる品質」もそれぞれ過半数の50%を獲得した。

日本アニメに興味を持ちはじめた年齢は「7~9歳」が最多で26.9%という結果に。2024年の意識調査でも「10代までに日本のアニメに興味を持った」と回答する割合が91.9%となっており、幼少期から日本アニメを視聴することで趣味として定着していることが伺える。

また、日本アニメの視聴頻度を質問したところ、「週1~2回」が最多で26.3%に。次いで「毎日視聴する」が19.5%と、約5人に1人は日本アニメを毎日視聴していることがわかった。「週1日以上視聴」している割合は全体の75.2%に上る。

日本アニメの視聴媒体について質問したところ、1位は「Netflix」62.0%、2位は「ビデオ・DVD・ブルーレイ」が37.3%に。記録媒体を利用した視聴方法は、オンラインで放送されていないアニメ作品向けに利用されていることが考えられる。日本では馴染みの薄い「Crunchyroll」「Muse Asia」「Bahamut」も上位にランクインしており、海外アニメファンは多様な方法でアニメ視聴を楽しんでいることが伺える結果となった。

「ドラゴンボール」孫悟空が大人気、「新世紀エヴァンゲリオン」好きなアニメ1位に

日本アニメを好きになったきっかけとなった作品について自由回答で質問したところ、690件の回答が寄せられ、最も多い回答は「ドラゴンボール」だった。このほかにも「セーラームーン」や「NARUTO」「ポケモン」「ガンダム」「ONE PIECE」「エヴァンゲリオン」「デジモン」「名探偵コナン」「鋼の錬金術師」などの作品が挙げられている。長期放送作品や長く愛されている作品の方が多い傾向があり、先述の調査結果も踏まえると、幼少期に親しみやすいアニメに人気が集まりやすいようだ。

これまで見た日本アニメで最も好きな作品については672件の回答が寄せられ、最も多い回答は「新世紀エヴァンゲリオン」だった。このほかには「鋼の錬金術師」「ガンダム」「ドラゴンボール」「ONE PIECE」「葬送のフリーレン」「コードギアス」「ソードアート・オンライン」「ぼっち・ざ・ろっく!」「呪術廻戦」などの作品が挙げられた。

さらに、最も好きな日本アニメに登場するキャラクターのうち、最も好きなキャラクターについて、回答数が多かったのは「ドラゴンボール」の孫悟空だった。このほかには、「新世紀エヴァンゲリオン」のアスカと綾波レイ、「コードギアス」のルルーシュ、「鋼の錬金術師」のエドワード・エルリック、「葬送のフリーレン」のフリーレン、「ONE PIECE」のルフィ、「ガンダム」のアムロ・レイ、「攻殻機動隊」の草薙素子などの回答も寄せられた。全体的に回答が分散する傾向となったが、男性・女性キャラクターともに支持されていることがわかる結果となった。

そして令和元年にあたる2019年以降に日本でテレビ放送されたリメイクアニメのうち、海外アニメファンに最も視聴された作品は「らんま1/2」で47.2%。2位以下の作品も6作品で20%を超えており、リメイク作品の人気も高いことがわかった。

調査概要

・実施時期:2025年2月7日~12日
・回答者数:735名(言語:英語384名、繁体字226名、韓国語125名)
・回答対象者:調査開始日より1年以内にBuyeeを利用してアニメグッズを購入した人のうち表示言語が「英語」「繁体字」「韓国語」
・調査方法:オンラインアンケート
・調査主体:BEENOSグループ

《Branc編集部》

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