
インタビュー
『私たちの声』プロデューサーが考える国際共同製作のメリットとは?
杉本穂高
第80回ヴェネチア国際映画祭で審査員大賞(銀獅子賞)と国際批評家連盟賞、映画企業特別賞、人・職場・環境賞を受賞した『悪は存在しない』の凱旋記者会見が、9月12日外国特派員協会で開催され、濱口竜介監督と主演の大美賀均さんが出席。受賞の歓びを語った。
8月30日から9月9日まで開催された第80回ヴェネチア国際映画祭は閉幕し、受賞結果が発表された。
AMPTPが製作に関与していないインディペンデント映画はSAG-AFTRA暫定合意のもと、出演キャストの宣伝が可能に。
第80回ヴェネチア国際映画祭のプログラムが発表された。日本からはコンペティション部門において濱口竜介監督の『悪は存在しない』が選出。オープニング作品の差し替えがあったものの、SAG-AFTRAのストライキの影響はかなり控えめとのこと
ルカ・グァダニーノ監督最新作『Challengers(原題)』は、SAG-AFTRAのストライキの影響で予定されていた秋公開を延期し、それに伴いヴェネチア国際映画祭のオープニング上映の予定を取り下げると発表した。
第79回ヴェネチア国際映画祭の受賞結果を振り返る。
現在開催中のヴェネチア国際映画祭より、受賞結果が発表された。最も優れた作品に与えられる金獅子賞は写真家のナン・ゴールディンによる薬害抗議活動を追ったドキュメンタリー作品、『All The Beauty and The Bloodshed』が受賞。主な受賞結果は以下の通り。
1932年に始まり、史上初の国際映画祭として最古の歴史を誇るヴェネチア国際映画祭。1895年から続くイタリア・ヴェネチアの国際美術展ヴェネチア・ビエンナーレの一環として開催され、今年で第79回を迎えた。