インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル実行委員会は、学生アニメーションの上映イベント「インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル2026」(ICAF2026)を10月9日から12日まで、国立新美術館3階講堂・研修室で開催する。
24回目となる今回は全国34校が参加し、229本の学生作品を4日間で一挙上映する。特設WEBサイトでは9月18日からオンラインコンテンツの先行配信が始まっており、10月25日まで公開される。
全国34校が参加、「各校選抜プログラム」は観客賞の対象に
参加校は、アートアニメーションのちいさな学校、東京藝術大学大学院映像研究科、武蔵野美術大学、多摩美術大学、大阪芸術大学、京都精華大学、金沢美術工芸大学、広島市立大学、北海道教育大学岩見沢校など計34校。芸術系・映像系の大学、大学院、短期大学、専門的な教育機関などが名を連ね、地域的にも北海道から九州まで広がっている。
上映は参加校別のプログラムを基本としつつ、各校が1本ずつ推薦した作品を集めた「各校選抜プログラム」を設ける。同プログラムは34本をA・Bの2プログラムに分けて上映し、来場者の投票による「観客賞」の選考対象となる。選抜34本については会期に先立ち、特設WEBサイト(https://icaf.info/2026/)で配信されている。
韓国K-Artsを招へい、持ち込み上映の公開アドバイス会も
特別企画として、韓国の国立芸術大学である韓国芸術総合学校(K-Arts)アニメーション専攻をゲスト参加校に迎える海外プログラムを実施する。卒業制作を中心とした4作品(計約36分)を上映し、ラインアップはカン・ハンナ『過ぎ去るもの』、キム・ジョンハン『犀の一件』、パク・セヨン『ドン!』、ファン・ソンハ『-+』。上映は10月11日13時30分(講堂)と12日13時15分(研修室)の2回。
恒例企画「ICAFとらのあな みんなの作品見てみまSHOW!」は11日15時30分から17時30分まで、3階研修室で開催する。中学生以上が参加できる作品持ち込み上映・公開アドバイス会で、アドバイザーには竹本順仁氏(プロデューサー/ボンズ)、平岡政展氏(アニメーター)、牧野惇氏(映像ディレクター)が登壇する。
キーワードは「原点回帰」、制作会社など多数が協賛
ICAF2026のフェスティバル・ディレクターを務めるキム・ハケン氏(東京工芸大学)は、今回のキーワードに「原点回帰」を掲げる。ICAFの出発点が「学生が作ったアニメーションを、みんなで集まって楽しもう」という好奇心と、教員の教育的信念にあったとし、「四半世紀近くを経て規模が拡大した今も、根底にある想いは変わらない」とコメントしている。
主催はインター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル実行委員会、共催は日本アニメーション協会(JAA)、日本アニメーション学会(JSAS)、国立新美術館。運営協力はmyProduct株式会社、一般社団法人日本アニメーション教育ネットワーク(JENA)。協賛にはサイバーエージェント、ユーフォーテーブル、ウィットスタジオ、サイエンスSARU、シンエイ動画、ポリゴン・ピクチュアズ、ボンズ、スタジオコロリド、スタジオポノック、白組、カラー、オレンジ、日本アニメーションなど、アニメ制作会社や関連企業・団体などが名を連ねる。
連携映画祭は、ひろしまアニメーションシーズン2026、ISCA(INTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD)、新千歳空港国際アニメーション映画祭、DigiCon6 ASIAの4つ。
メインビジュアルは関根七香氏(東京工芸大学芸術学部アニメーション学科卒業)が手がけた。










