東京都のコンテンツ産業海外展開課題解決プログラム「Into Global」は、映画の海外展開をテーマにした個別相談会「海外展開フォーカス相談会 vol.2 映画のグローバル展開をナビゲートする『1on1』戦略相談会」を、2026年8月4日、東京都中野区のInto Global事務局で開催する。
本相談会は、東京都内のコンテンツ産業に従事する中小企業および個人事業主を対象とした無料イベントである。定員は4社限定。映画祭出品、国際共同製作、海外セールス、配信展開、海外助成金の活用など、映画ビジネスのグローバル展開に関する具体的な課題を、専門家に1対1で相談できる機会となる。
日本映画の海外展開に注目が集まる中、実践的な戦略相談を実施
2026年、カンヌ国際映画マーケット「マルシェ・ドゥ・フィルム」において、日本が史上初の「カントリー・オブ・オナー」に選出された。これにより、日本映画や日本発の映像コンテンツに対する国際的な関心は一段と高まっている。
一方で、海外展開を実現するには、単に作品を海外映画祭に出品するだけでは不十分である。海外バイヤーやプロデューサーに企画をどう提示するか、国際共同製作のパートナーをどのように探すか、映画祭出品後の海外セールスや配信展開までをどう設計するかといった、実務的な戦略が求められる。
今回の相談会では、こうした課題に対し、1枠約50分の対面形式で個別相談を行う。参加者は、自社または自身の映画企画・映像プロジェクトについて、海外市場を見据えたブラッシュアップや展開方針の助言を受けることができる。
対象となる主な相談内容は、映画の海外展開戦略、国際共同製作、海外バイヤー向けの企画開発、映画祭出品後のセールス設計、海外助成金・支援制度の活用などである。
ナビゲーターはオープンセサミ代表・阿部律子氏
相談会のナビゲーターを務めるのは、有限会社オープンセサミ代表取締役の阿部律子氏。
阿部氏は、西友映画製作事業部で邦画製作、映像会社買収、ハリウッド・メジャーとのジョイントベンチャー業務などに携わった後、配給会社シネセゾンなどで洋画買付を担当。1991年以降、ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭、アメリカン・フィルム・マーケットなど、世界の主要映画祭・マーケットに継続的に参加してきた。
これまでに、ラッセ・ハルストレム監督『ギルバート・グレイプ』、コーエン兄弟『ファーゴ』、エリック・ロメール監督作品などを日本に紹介。2001年にはオープンセサミを設立し、邦画の海外セールス、洋画の買付、映像関連のシンクタンク業務を展開。60本以上の日本映画の海外展開を手がけ、ベルリン、ベネチア、トロントなどの国際映画祭への出品にも関与してきた。
30年以上にわたり国際映画マーケットの現場で交渉を重ねてきた阿部氏が、参加者の企画や事業課題に対し、海外市場の実情を踏まえた助言を行う点が、本相談会の大きな特徴である。
4社限定で無料開催、申込締切は7月31日正午
「海外展開フォーカス相談会 vol.2」は、2026年8月4日13時から17時まで、東京都中野区のInto Global事務局で開催される。会場は、東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線「中野坂上駅」直結の東京コンテンツインキュベーションセンター内。
参加費は無料。対象は、東京都内に登記簿上の本店または支店を有するコンテンツ産業に従事する中小企業、または都内税務署へ開業届を提出している個人事業主となる。
申込締切は2026年7月31日12時まで。応募多数の場合は、申込内容をもとに参加者が案内される。当選者には7月31日までに連絡が行われる予定で、相談会の開始時間は事務局側で調整される。
映画の海外展開、国際共同製作、海外セールスを本格化させたい事業者にとって、今回の相談会は、自社プロジェクトを海外展開に向けてブラッシュアップする実践的な機会となりそうだ。
開催概要
イベント名:海外展開フォーカス相談会 vol.2 映画のグローバル展開をナビゲートする「1on1」戦略相談会
開催日時:2026年8月4日(火)13:00~17:00
開催方式:対面形式
相談時間:1相談あたり約50分
定員:4社限定
参加費:無料
会場:Into Global事務局
所在地:東京都中野区本町2-46-1 サンブライトツイン14F 東京コンテンツインキュベーションセンター内
対象:東京都内のコンテンツ産業に従事する中小企業、または都内で開業届を提出している個人事業主
申込締切:2026年7月31日(金)12:00
主催:Into Global~東京都コンテンツ産業海外展開課題解決プログラム~
問い合わせ:Into Global事務局
TEL:03-6826-2470
Mail:info@intoglobal.metro.tokyo.lg.jp

