東京都から株式会社ツクリエが受託運営する東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)は、コンテンツ関連領域のスタートアップを対象としたアクセラレーションプログラム「TCIC Pitch Campus 2026 -Contents Business Acceleration-」を開催すると発表した。応募締切は2026年5月21日(木)17時で、参加費は無料。採択数は6社程度を予定している。
日本政策金融公庫、Z Venture Capital、松竹ベンチャーズなどがメンターとして参加
本プログラムは、アニメ、ゲーム、XRをはじめとするコンテンツ産業で創業し、デットまたはエクイティによる資金調達を目指すスタートアップに向けた実践型のピッチトレーニング。全6回のカリキュラムを通じてビジネスモデルのブラッシュアップと投資家向けピッチスキルの向上を図り、最終回の「Demo Day」ではベンチャーキャピタル(VC)、金融機関、コンテンツ事業会社を前にピッチを実施する。
メンターには、コンテンツ・スタートアップ投資の専門家が参画する。ゲストメンターには、日本政策金融公庫 国民生活事業本部 東京スタートアップサポートプラザ 上席所長代理の佐藤俊太氏、インキュベイトファンド 事業開発アナリストの泉雅貴氏、松竹ベンチャーズ 取締役常務執行役員の森川朋彦氏、Z Venture Capital 投資家/プリンシパルの亀岡千泰氏、三菱UFJキャピタル 投資第二部次長の小西健人氏が名を連ねる。デットファイナンスからエクイティ調達まで、幅広いステージ・調達手法に対応した知見が提供される構成だ。
TCIC側からは、コンテンツビジネス創業支援に2008年から携わるシニアメンターの今泉裕美子氏、角川映画(現KADOKAWA)で海外事業部長や映像事業部長を歴任したプログラムディレクターの川野正雄氏、エンタメ・eスポーツ領域の事業開発経験を持つインキュベーションマネージャーの伊藤洋一氏らが伴走する。ツクリエ代表取締役の鈴木英樹氏もメンタリングに参加し、過去15年にわたるコンテンツ産業創業支援のノウハウが提供される。
スケジュールは6月15日のDay1から
プログラムは2026年6月15日(月)のDay1(オリエンテーションと「ピッチとは」のインプット、TCICにて開催)からスタート。Day2(6月29日)では「資金調達について」のインプットとピッチ演習①、Day3(7月9日)、Day4(7月16日)と段階的にピッチ演習を重ねていく。これらはオンライン(Zoom)で実施される。
Day5(7月22日)は、エンタテインメント領域特化のインキュベーションスタジオであるEIGHT(高輪ゲートウェイ駅直結)を会場としてピッチ演習が行われる。そして7月30日(木)のDemo Day(TCICにて17時30分開催)で成果発表と講評、ネットワーキングが実施される。各回の合間には個別中間面談(一部は希望制)も組み込まれており、きめ細かいフィードバックが受けられる構成だ。
参加対象は、コンテンツ・クリエイティブ関連スタートアップで、自社プロダクト・サービス開発を行っているもしくは予定があり、デットまたはエクイティによる資金調達を目途している事業者。事業フェーズの指定はない。応募はPeatixの専用ページから受け付けており、採択結果は6月上旬頃に通知される予定。
コンテンツ領域での資金調達を本格検討するスタートアップにとって、専門メンターと有力投資家への直接アクセスを得られる本プログラムは、見逃せない機会となりそうだ。



