次世代の映像・映画クリエイターを対象に、1年をかけて作品の制作から展開までを支援するプロジェクト「創風」。その中間報告会が、10月27日に秋葉原UDXで開催された。本稿では、個性とエネルギーに満ちた当日の模様を報告する。
「創風」は、経済産業省が推進する「クリエイター・エンタメスタートアップ創出事業」の一環として、株式会社NOTHING NEWが運営統括を担うアクセラレーションプログラムだ。単なる資金の支援に留まらず、業界の第一線で活躍するクリエイターがメンターとして制作プロセスに伴走し、作品完成後のビジネス展開まで一気通貫でサポートするのが特徴だ。2024年度の第1期では10組が採択され、起業や国際映画祭への出品を果たすなどの成果を上げた。

今回の中間報告会では、第2期となる2025年度に採択されたクリエイターが、現在制作中のプロジェクトについてプレゼンテーションを行った。発表は「VR/XR」「アニメーション」「実写」の3分野に分かれ、多様な才能がそれぞれのビジョンを力強く語った。










