株式会社PLAY、スマートTVアプリ開発工数を削減する新製品「PLAY APPS for TV」をリリース

株式会社PLAYは、JSONを使った効率的なスマートTVアプリ開発ツール「PLAY APPS for TV」をリリース。Inter BEE 2025でも披露する予定。

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株式会社PLAY、スマートTVアプリ開発工数を削減する新製品「PLAY APPS for TV」をリリース
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動画配信プラットフォーム技術を提供する株式会社PLAYは2025年11月17日、スマートテレビ向けの自社テレビアプリを制作できる新製品「PLAY APPS for TV」をリリースした。「Android TV」および「Fire TV」のOSに対応しており、コンテンツホルダーは開発工数をかけることなく、リビングの大画面を通じた自社コンテンツの発信が可能となる。


JSON形式のUI構築で開発工程を省略、迅速な市場投入を実現

「PLAY APPS for TV」は、UI構築にJSON形式の定義を採用している。同社は、これにより従来のコード記述による開発と比較して、複数画面の実装がスピーディーかつ柔軟に行えるようになったとする。

あらかじめ用意されたUIテンプレートを活用することで、画面ごとのレイアウトやデザインを効率的に再利用でき、アプリ開発における「開発・テスト・申請」といった工程を省略し、バックエンド側で一定のUIを構築することが可能となる。

開発の背景には、近年のテレビ端末の急速なスマートテレビ化がある。テレビ画面は、従来の放送視聴のみならず、多様なコンテンツを視聴するデバイスへと変化している。

この変化を受け、自社コンテンツを持つ企業が、ゼロからアプリを開発する負担なく、迅速に発信チャネルを増やし、リビングの大画面を通じて新たな視聴層へアプローチする必要性が高まっていた。「PLAY APPS for TV」は、こうした市場のニーズに応える形で開発された。


Inter BEE 2025で展示、今後は広告再生や新OS「Vega OS」にも対応

PLAYは、本製品「PLAY APPS for TV」を、2025年11月19日から21日まで幕張メッセで開催される国内最大級のメディア総合イベント「Inter BEE 2025」の同社ブース(HALL 4、小間番号:4308)にて展示し、デモンストレーションを行う。

今後は、配信時の広告再生機能やテレビアプリ内課金機能の実装も予定しているという。さらに、Amazon Fire TVの新OS「Vega OS」への対応も計画しており、PLAYは「Vega Preferred Agency」としてAmazonからパートナー認定を受けている。同社は、機能拡充と技術提供を通じて、配信コンテンツの価値向上と快適な視聴体験の提供に寄与していく構えだ。

【開催概要】

名称:Inter BEE 2025(https://www.inter-bee.com/ja/

会期:
11月19日(水)10:00~17:30
11月20日(木)10:00~17:30
11月21日(金)10:00~17:00

会場:幕張メッセ
〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目1

入場:無料(全来場者登録入場制)

主催:一般社団法人 電子情報技術産業協会

《Branc編集部》

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