A24が、ジョシュ・クシュナー氏の投資会社Thrive Capitalから資金提供を受けたと報じられている。
VarietyやIndieWireによると、A24の評価額は35億ドル(約5,611億円)に達し、2022年から40%増になるとのことだ。Thrive Capitalの投資に加え、既存の投資家も資金援助を増額した。同社にとって今回の資金調達の発表は2度目となるが、金額は明らかにされていない。資金の使い道についても明らかにされていないが、Deadlineは「A24は制作と配給に投資をして事業を拡大し、音楽や出版、消費者向け製品やライブシアターまで、スクリーンの枠を超えた取り組みも継続する」と報じている。
2012年に設立されたA24は、150本以上の映画と50本以上のTVシリーズを制作しており、アカデミー賞を16回、ゴールデングローブ賞を14回、エミー賞を18回受賞。IndieWireは「『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022年)、『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』(2022年)、そして今年の『CIVIL WAR』など成功によって評価額を伸ばしてきた」と分析している。