クエストリーおよびロイヤリティバンクは、みずほ証券と共同でアニメ映画制作費の資金調達を目的としたコンテンツ・ファンド(Talent of Talents)を組成することを発表した。
この取り組みは、アニメ業界の課題解決と中長期的な発展を促す新しいアニメ映画製作を目指し、独自の目線による原作選定と映画化企画によりアニメ映画の製作を進めることを目的としている。
枠組みの面では、(海外では事例も多い)①第三者の資金活用のほか、②製作現場も含めたスキーム参加者のインセンティブを高め、③将来の投資への良い循環を創造する新しいエコシステムを構築することを目指している。また資金調達の面では、機関投資家の投資を受けるほか、「貯蓄から投資へ」の流れの中で幅広い投資家からの資金調達をテーマとしている。将来はデジタル技術の活用や決済通貨の多様化を視野に入れているという。