東映の教育映像部は、新たに「ドラスタ」という研修サービス事業を立ち上げ、サイトをオープンしたことを発表した。
東映教育映像部とは、1954年から69年間続く、同社の劇場映画に次ぐ古い歴史を持つ事業。社会問題を取り上げた社会教育動画や学校教材ビデオ・DVDなどをラインナップし、近年では島崎藤村原作の部落差別問題をテーマにした『破戒』を映画として世に打ち出すなど、活動の幅を広げている。
「ドラスタ」は“東映が贈る、観るだけで心に残り意味のある社員研修に”をコンセプトに立ち上げられた社員研修サービス。ハラスメント・性的マイノリティ・差別問題・交通安全・防災・消費者教育など多岐にわたるテーマの動画を制作・用意しており、特徴は下記3つが挙げられるとのことだ。
①欲しいテーマを1作品から利用可能
各種データを納品するため、社内イントラネットでの利用が可能。外部へアクセスする必要がなく、セキュリティ面も安心して利用することができる。
行いたい研修にあわせて、ピンポイントで作品を選択。
②高クオリティな内容のドラマ作品で、効率よく研修を実施
1作品の制作期間は平均して約半年間をかけ、各作品には専門家による監修を設けるなど、内容を精査しながら丁寧に制作している。
ドラマ形式なので、一人で観てもよく分かる内容で、楽しみながらより自分ごととして観ることができる。
ディスカッション教材としても使用可能。
③幅広いラインナップと信頼の実績
創始は1954年で、現在にいたるまで総制作数は2,561本。多岐にわたる作品を用意。
各種コンクールでの受賞の実績があり、業界最大シェアを誇る。
新規研修サービス事業「ドラスタ」サイト:https://dramatic-study.toei.co.jp/