Disney+、2023年後半以降のアジアオリジナル作品ラインナップを発表

ディズニーは月曜日、成長市場であるアジア太平洋地域に向けて、Disney+最大の新オリジナル番組を開始する準備を進めていると発表した。

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「サウンドトラック#2」場面写真
© 2023 Disney and its related entities 「サウンドトラック#2」場面写真
  • 「サウンドトラック#2」場面写真
  • 「ムービング」ポスタービジュアル
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  • 「NCT 127 THE LOST BOYS」ビジュアル
  • 『東京リベンジャーズ』天竺編 ビジュアル
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ディズニーは、成長市場であるアジア太平洋地域(APAC)に向けて、Disney+最大の新作配信を開始する準備を進めているとThe Hollywood Reportersが報じている。

このラインナップは2023年後半から2024年にかけて展開される予定で、その大部分は韓国と日本から。ディズニーがアジア太平洋地域のローカライズ・オリジナル作品に継続的に取り組んでいることは、韓国ドラマや日本アニメの人気が世界中で高まっていること、また長期的な収益拡大の原動力として同地域が引き続き重要であることを示している。

ディズニーは、海外オリジナル作品の視聴率に関するデータをあまり公表しない傾向にあったが、昨年秋に開催されたコンテンツ・ショーケース2022で披露されて以来、アジアで公開されたコンテンツがどのように反響を呼んでいるかのいくつかの指標が示された。チェ・ミンシク主演の韓国クライムアクション「カジノ」シーズン2が初回配信週で、シーズン1に代わって韓国のDisney+で最も視聴されたAPAC制作のオリジナルシリーズとなった。韓国ドラマ「浪漫ドクター キム・サブ」はAPACの大半のマーケットで初月に視聴時間ランキングで1位を獲得し、日本の実写スリラー「ガンニバル」とアニメ「東京リベンジャーズ」は日本でのサービス開始初週に最も視聴された作品のトップ5にランクインした。

ウォルト・ディズニー・カンパニー・アジア・パシフィック、オリジナル・コンテンツ・ストラテジー、エグゼクティブ・バイスプレジデントのキャロル・チョイ氏は、「APACオリジナル作品第一弾の成功を受け、私たちは2023年後半以降も卓越したストーリーテリングを引き続きお届けすることで、この勢いを継続してまいります。強力なストーリーが展開される韓国と日本のスリラー、クライムアクション、ファンタジー作品は、視聴者の共感を呼んでいます。今後も、この地域の一流のコンテンツクリエーターやストーリーテラーとの継続的な協力関係を楽しみにしています」と述べている。

また、下半期にDisney+で放送される予定の韓国作品には、人気ウェブトゥーンを実写化した「ムービング」、『BTS:PERMISSION TO DANCE ON STAGE』と「BTS In the Soop」に続くBTSの大規模なドキュメント『BTS Monuments: Beyond the Star(原題)』、そしてクム・セロクとノ・スティーブ・サンヒョンが主演する人気ミュージカル・ロマンスシリーズの第2シーズン「サウンドトラック#2」がある。

日本からは、実写とアニメのハイブリッドシリーズ「ワンダーハッチ ー空飛ぶ竜の島ー」、ヒットアニメ「東京リベンジャーズ」の新シリーズ、フィギュアスケーター羽生結弦のアイスショーの特別プレゼンテーションなど、いくつかの追加タイトルがリリースされる予定となっており、今後も日韓コンテンツを中心にアジア作品が拡充されていく。

2023年後半から2024年にかけて配信予定の作品は以下の通り。

韓国

  • 「ムービング」

  • 「最悪の悪」

  • 「ヴィジランテ」

  • 「サウンドトラック#2」

  • 『BTS Monuments: Beyond The Star(原題)』

  • 「ハンガン警察」

日本

  • 「季節のない街」

  • 「ワンダーハッチ-空飛ぶ竜の島-」

  • 「東京リベンジャーズ」天竺編

  • 「PHOENIX: EDEN 17」

さらに、2023年は音楽ドキュメンタリー「NCT 127: The Lost Boys」、日本アニメ「SYNDUALITY Noir」、そして羽生結弦選手によるアイスショーがラインナップされている。また2024年は、韓国の「ア・ショップ・オブ・キラーズ(原題)」と「レッド・スワン(原題)」、日本の「House of the Owl(原題)」と「村井の恋」などが今後発表予定のAPACのストーリーコレクションに加わる予定だ。

《伊藤万弥乃》

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伊藤万弥乃

伊藤万弥乃

海外映画とドラマに憧れ、英語・韓国語・スペイン語の勉強中。大学時代は映画批評について学ぶ。映画宣伝会社での勤務や映画祭運営を経験し、現在はライターとして活動。シットコムや韓ドラ、ラブコメ好き。