ホンダが北米で展開するプレミアムブランド「アキュラ(Acura)」は、2023年サンダンス映画祭において、インディペンデント・アーティストや社会的に過小評価されているコミュニティ(underrepresented voices)を支援する過去最大規模のプログラムを展開すると発表した。
今年で13年連続の公式自動車パートナーとなる同ブランドは、単なる機材協賛にとどまらず、DEI(多様性・公平性・包摂性)の推進を重要なテーマとして掲げている。アキュラは今回の映画祭で、全米黒人地位向上協会(NAACP)やラテン系コミュニティ「The Latinx House」など多様なパートナーと連携し、多角的なパネルディスカッションを実施する。
中でも注目されるのが、クィア映画の祭典「Outfest」とのコラボレーションによるプログラム「Outfest Outpost」だ。
本プログラムの開催にあたり、Outfestのダミアン・S・ナバロ執行役員は米Variety誌の取材に対し、「1996年以来、Outfestはサンダンスやアーティストたちと非常に特別な関係を共有してきた」と語っている。その上でナバロ氏は、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのような歴史的パートナーに加え、アキュラのようなパートナーが戻ってきたことによって「2020年に始まったパワフルなプログラムの拡張を、対面およびバーチャルな観客にもたらすことができることに興奮している」とコメントを寄せた。
現地時間1月21日には、「Acura Festival Village」にて以下の3つのセッションが予定されている。
「Subverting Marginalization(周縁化を覆す)」: コンサルティング企業ReadysetのCEOであるイボンヌ・ハッチンソン氏と、グラミー賞ノミネート経験を持つ音楽プロデューサーD.スミス氏による対談。
「The Road To Abundance(豊かさへの道)」: 『The Inspection(原題)』のプロデューサーや『Joyland(原題)』のサイム・サディーク監督ら、注目の映画人を迎えたパネルディスカッション。
「LGBTQIA+ 俳優ラウンドテーブル」: 『Talk to Me(原題)』のゾーイ・テラケスらが出演し、当事者の視点から議論を交わす。
アキュラのブランドキャンペーン「New World. Same Energy」のもと、EVコンセプトカー「Acura Precision EV Concept」なども展示される。映画芸術における多様な声への支援を通じ、電動化を含めた「次世代」へのブランドメッセージを強く発信する狙いだ。
Source:AcuraVariety
