日本のエンタメ・クリエイティブ産業は輸出で約6,000億円の経済効果を生み出し、政府は“クロスオーバー”戦略で海外展開を加速する方針を示している。
7月19日(金)に南アフリカ共和国にて開幕した「ダーバン・フィルムマート」で、「南アフリカ・オーディオビジュアル産業の現状」と題したパネルディスカッションが開催され、映画産業の雇用や支援について議題にあがった。
日本のアニメビジネスをどのようにサウジに広げられるか?マンガプロダクションズの最高経営責任者(CEO)ブカーリ・イサム氏がサウジアラビアのコンテンツ市場の現状や日本企業がビジネスする上での課題を講演した。
過日、サウジアラビアに鳥山明のマンガ『ドラゴンボール』を主題としたテーマパークが建設されることが発表され、日本で大きな話題となった。しかし、同国が投資を加速させているのは、何もマンガやアニメだけではない。あらゆるエンターテインメント産業を成長させ、コンテンツ立国となることを国家戦略として掲げているのだ。
「AnimeJapan 2024」のQiddiyaブースには、「ドラゴンボール」の象徴的存在・神龍(シェンロン)のオブジェが展示された
海外でアニメ人気が高まる中、“アニメ情報”を世界に届けようとするプロジェクトも動き始めている。「IMART2023」では老舗雑誌「ニュータイプ」やYouTubeチャンネルを運営するテレ朝の取り組みが紹介された。
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クリエイティブな2つの力を融合させ、世界中の視聴者に類を見ないエンターテインメント・コンテンツの提供を可能に