米アカデミー賞につながる「SSFF & ASIA 2026」グランプリは韓国ジイン・オ監督の『スピーディ!』

アジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA 2026)アワードセレモニーが6月10日に行われ、来たる第99回アカデミー賞にもつながる最高賞ジョージ・ルーカス アワードはジイン・オ監督の『スピーディ!』(韓国)に決定。

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『スピーディ!』
『スピーディ!』
  • 『スピーディ!』
  • ジイン・オ監督
  • 『三人目』
  • 『まわりまわる』
  • 『3人の調律師 』
  • 『シャリとライカとミックステープ』
  • 『バックステッチ』
  • 『僕の髪はどうなるの?』

今年で28回目を迎えた、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA 2026)アワードセレモニーが6月10日に行われ、来たる第99回アカデミー賞にもつながる最高賞ジョージ・ルーカス アワードはジイン・オ監督の『スピーディ!』(韓国)に決定した。

2026年の映画祭では、「シネマエンジニアリング」をテーマに、”カメラ、照明、音響、そしてAI、それらを緻密に組み合わせ、観客の心に届く体験を届けてきた。今年は、世界114の国と地域から4,921点の応募の中から245作品を選出。コンペティションプログラムに加え、「カリナリープログラム:食の記憶」と「アートプログラム」の特集、AIの活用や縦型映像の潮流のショウケース、新たに日本アフリカエンタメ事業協議会や横浜国際映画祭、WORLD A.I. FILM FESTIVAL JAPANとの連携も発表された。

2026年の集大成となるアワードセレモニーでは、翌年の米国アカデミー賞につながるライブアクション3部門(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン)、ノンフィクション部門、アニメーション部門のほか、U-25プロジェクト、SHIBUYA DIVERSITY AWARD、HOPPY HAPPYアワード、サイバーエージェント縦型アワード、最震賞 supported by CRG、そして今年新設されたTom Yoda Next Frame Awardの授与と発表が行われた。

そして、栄えある映画祭最高賞ジョージ・ルーカス アワードは、ライブアクション部門アジア インターナショナルカテゴリー優秀賞を受賞した、ジイン・オ監督の『スピーディ!』。

ジイン・オ監督

審査員の石井裕也、クリスティン・チ、水野美紀、ライアン・アショア、北村一輝、村田千恵子、和田彩花、廣田裕介、杉山知之からは「想像力に富んだ見事な傑作であり、エンドロールが流れた後も長く心に残るような作品。1980年代という独特で、どこか怪しげでありながらもノスタルジックな時代背景を見事に描き出した、監督の卓越した撮影技術と編集を高く評価しました。『速読スクール』を人間の不条理さを象徴するモチーフとして用いることで、子供の純粋さと大人の複雑な世界との対比を浮き彫りにしています。キャスティングも素晴らしく、音楽や色彩を見事に使いこなし、自信に満ちた魅力的で心を動かされる作品です」と高い評価を寄せている。

なお、各受賞作品含むライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門のノミネート作品は、6月30日(火)まで映画祭オンライングランドシアターにて配信される。

主な受賞結果は以下のとおり。

SSFF & ASIA 2026 受賞作品

ライブアクション部門 アジアインターナショナル 優秀賞
【第99回アカデミー賞短編部門ノミネート候補】

『スピーディ!』(Speedy!)

『スピーディ!』

監督名:ジイン・オ/17:48/韓国/コメディ/2025
1989年、ソウル。ジョンミンは、わずか60秒で本を一冊読み終える町一番の人気者のような速読の天才になることを夢見ている。

本作はインディアン・ペイントブラシプロダクションズの支援を受けて制作された。

ライブアクション部門 インターナショナル 優秀賞
【第99回アカデミー賞ノミネート候補】

『三人目』

『三人目』

ライブアクション部門 ジャパン 優秀賞/東京都知事賞
【第99回アカデミー賞ノミネート候補】

『まわりまわる』

『まわりまわる』

ノンフィクション部門 優秀賞【第99回アカデミー賞ノミネート候補】
『3人の調律師』

『3人の調律師 』

アニメーション部門 優秀賞 【第99回アカデミー賞ノミネート候補】
『シャリとライカとミックステープ』

『シャリとライカとミックステープ』

U-25 プロジェクト 優秀賞
『バックステッチ』

『バックステッチ』

Shibuya Diversity Award
『僕の髪はどうなるの?』

『僕の髪はどうなるの?』

Tom Yoda Next Frame Awardアワード
『ノット・ア・バッド・サウンド』

『ノット・ア・バッド・サウンド』

HOPPY HAPPY AWARD
『運命代行屋』

『運命代行屋』

最震賞 supported by CRG
『心霊写真屋』

『心霊写真屋』

サイバーエージェント縦型アワード
『AIDOL課長』

『AIDOL課長』

BEST ACTOR AWARD
【インターナショナルカテゴリー】『Kentucky Gaza/ケンタッキー・ガザ』ヤザン・ノバニ

『Kentucky Gaza /ケンタッキー・ガザ』ヤザン・ノバニ

【アジア インターナショナルカテゴリー】『That’s A Wrap/クランクアップ』シンジニ・ラヴァル、サニー・ヒンドゥジャ

『That’s A Wrap / クランクアップ』シンジニ・ラヴァル、サニー・ヒンドゥジャ

【ジャパンカテゴリー】『Unknown/アンノウン』堀雅陽、安藤柚聖、菊地芽彩

『Unknown/ アンノウン』堀雅陽、安藤柚聖、菊地芽彩
《シネマカフェ編集部》