アミューズが映像制作を手がける極東電視台を子会社化、世界と日本を繋ぐオリジナルコンテンツを創出

アミューズは2023年6月20日付に公表した極東電視台の子会社化に向け、9月20日に株主との間で株式譲渡契約を締結したことを発表した。

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アミューズが映像制作を手がける極東電視台を子会社化、世界と日本を繋ぐオリジナルコンテンツを創出
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アミューズは、2023年6月20日付に公表した極東電視台の子会社化に向け、本日株主との間で株式譲渡契約を締結したことを発表した。

極東電視台は1999年に設立以来、キー局を中心に映像制作事業を展開する映像制作会社。「世界の果てまでイッテQ!」「月曜から夜ふかし」「モヤモヤさまぁ~ず2」「マツコ会議」など数々のテレビレギュラー番組の制作に加え、CMや、近年ではSNS動画、VODからの番組受注制作など、幅広い領域で豊富な映像制作実績を有している。

また、2013年にはロサンゼルスに子会社「FEEA」、2016年には台北市に中華圏における映像共同制作、コーディネート業務を主幹とした「極東娯楽製作有限公司」を設立。グループ会社を含め、グローバルを舞台に事業展開を図っている。

近年、映像業界は目まぐるしく変化しており、長年メディアの主役であったテレビに加え、Netflix、Amazonプライム・ビデオやHulu、ABEMAといった国内外のサブスクリプションサービスが拡大している。そしてYouTubeやTikTokなどのSNS向け動画の浸透やCM市場におけるテレビからWebへの移行など、社会全体のデジタル化やスマートフォン等の普及により場所・時間を問わず番組や動画を視聴できるようになったことで映像コンテンツは多様化し、さらにニーズが高まることが見込まれる。アミューズでもかねてより『護られなかった者たちへ』や『月の満ち欠け』などの映画や「深夜食堂」「映像の世紀バタフライエフェクト」などの番組制作を手がけてきたが、時代のニーズに対応し、さらなる制作体制の強化を推し進めるべく今回の子会社化に至ったとのことだ。

アミューズでは今年度より「あらゆる才能とともに、世界に挑戦するプロデュースハウスへ」との中期ビジョンのもと、「世界と日本を繋ぐオリジナルコンテンツの創造」を注力分野の一つとして位置付けている。極東電視台においては豊富な実績と制作能力、またアミューズにおいては多彩なアーティストといった両社の強みを活かすことで、自社で権利を保有するオリジナルコンテンツの質と量を高めることが可能になると考えているという。

《Branc編集部》