ウェス・アンダーソン監督最新作『アステロイド・シティ』US拡大公開&週末成績トップ10入り

ウェス・アンダーソンが監督・脚本を務めた最新作『アステロイド・シティ』の全米成績が好調だ。

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『アステロイド・シティ』
©2022 Pop. 87 Productions LLC 『アステロイド・シティ』
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ウェス・アンダーソンが監督・脚本を務めた最新作『アステロイド・シティ』の全米成績が好調だ。

先週23日(金)よりUS拡大公開がスタートした本作は、上映館数1,675スクリーンと少ないなか、前週の6館での先行公開から引き続き、トップ10入りを果たした。前週は10位だった順位も『リトル・マーメイド』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』などを押さえ、今週は6位まで浮上。

先週末の先行公開では『ラ・ラ・ランド』以来となる1劇場あたり13.2万ドル(約1,893万円)という記録を樹立し、歴代15位の館アベレージとなったが、今週も館アベレージは5,373ドル(約77万円)を記録、トップ10の作品群のなかで最高値をマークした。週末3日間での成績は約900万ドル(約12億8,000万円)となり、ウェス・アンダーソン作品の中で最高の週末興収をたたき出した

先行公開から合わせて興行収入は1,020万ドル(約14億6,000万円)に到達。ウェス監督の前作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』の最終全米興収1,610万ドル(約23億1,005万円)に早くも迫る好成績をおさめている。

また、本作は米国版予告編公開直後に、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks」でトレンド1位を獲得し、すでに日本でも注目が集まっている。ウェス監督は、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)でアカデミー賞(R)4部門を受賞し、『犬ヶ島』(18)でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した天才監督。原案はウェス監督と盟友ロマン・コッポラの共作となる。

キャストには、ウェス監督作品ではおなじみの、ジェイソン・シュワルツマン、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントン、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォーらに加え、スカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクス、マーゴット・ロビー、マヤ・ホーク、スティーヴ・カレルなど豪華キャストたちが共演する。

『アステロイド・シティ』は9月1日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ、渋谷 ホワイト シネクイントほかで全国公開。

《Branc編集部》