全日本テレビ番組製作社連盟ATPが主催する、テレビ番組の創り手が選ぶ創り手のための賞「ATP賞テレビグランプリ」は、6月5日に今年の受賞作品を発表した。
ATP賞テレビグランプリとは、日本の映像コンテンツ産業の重要な担い手となっている製作会社の社会的機能を高め、そこで働く制作スタッフ一人ひとりの情熱や気概に応えるために、創り手である製作会社のプロデューサーやディレクターが自ら審査委員となって優れた作品を選ぶ、日本で唯一の賞。
第39回となる今回は、番組部門3ジャンル(ドキュメンタリー、情報・バラエティ、ドラマ)の最優秀賞、優秀賞、奨励賞、そして若手クリエイターを称える優秀新人賞、奨励新人賞の受賞作品が発表された。また、最優秀賞3作品の中から最高賞のグランプリ、そして優秀新人賞の中から最優秀新人賞が決定する予定で、結果は7月6日に行われる受賞式で発表される。
第39回ATP賞テレビグランプリ 受賞作品
選考対象:2022年4月1日~2023年3月31日に放送・配信された番組
応募総数:197作品
最優秀賞(この中からグランプリが決定):
ドキュメンタリー「ETV特集 ブラッドが見つめた戦争 あるウクライナ市民兵の8年」(オルタスジャパン、NHKエデュケーショナル/NHK Eテレ)
情報・バラエティ「一軒家丸ごと壊す」(テレビ朝日映像/テレビ東京)
ドラマ「フジテレビ系木曜劇場 silent」(AOI Pro./フジテレビ)