「エルピス」のプロデューサー・佐野亜裕美が新会社「CANSOKSHA」を設立

10月期の月10ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」でプロデューサーを務めた佐野亜裕美氏が、新会社CANSOKSHAを設立したことを自身のTwitterで発表した。

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10月期の月10ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」でプロデューサーを務めた佐野亜裕美氏が、新会社CANSOKSHAを設立したことを自身のTwitterで発表した。

佐野氏は、「99.9~刑事専門弁護士~」「カルテット」「大豆田とわ子と三人の元夫」など数々の人気ドラマをプロデュースしてきたプロデューサーで、現在は関西テレビ放送に勤めている。

今回立ち上げたCANSOKSHAは合同会社として、年明けからスタートする。「エルピス-希望、あるいは災い-」で恵那(長澤まさみ)が拓朗(眞栄田郷敦)に放った言葉からも感じ取れるような、「社会に黙殺される声なき声に耳を澄ませ、日々忙殺される中では見えないものに目を凝らす観測者集団」として、あらゆる媒体を通して「生きづらさを感じている人が少しでも息がしやすい社会を目指す」とのことだ。

メインメンバーは3人で、佐野氏は映像コンテンツのプロデュースや脚本作り、キャスティングのアドバイスなどの対応が可能。ほか一人は、脚本を書き直すなどセリフやテンポも含めた完成度を高めるスクリプトドクター、もう一人は実写映画やCG作品などに於ける設計の総責任者であるプロダクションデザイナーの経験があるとのことで、まだ日本では馴染みのない分野での活躍が期待できそうだ。

《Branc編集部》