「僕のヒーローアカデミア」が、Netflixにて実写映画化されることが発表された。
実写映画化についてのニュースは、2021年8月、「今際の国のアリス」などを手掛けた佐藤信介監督が英語版デビューとなるこのプロジェクトの監督と製作総指揮を務めると発表されたことから始まった。脚本は「オビ=ワン・ケノービ」『アーミー・オブ・ザ・デッド』を担当したジョビー・ハロルド氏が務める。また、このプロジェクトは、レジェンダリー・エンターテイメントのメアリー・ペアレント氏とアレックス・ガルシア氏がプロデュースしている。
堀越耕平原作の「僕のヒーローアカデミア」は、発行部数6,500万部(電子版含む)を超える世界で最も人気のある漫画作品の一つだ。主人公の緑谷出久(通称デク)が、地球人の80%が持っている "特殊能力"を持たずに生まれてしまったが素質を見出され、ヒーロー養成学校として有名な雄英高校に進学し、最高のヒーローを目指す物語。ヴィランとの戦いやクラスメイトとの友情が描かれている。
2014年から集英社の「週刊少年ジャンプ」に連載され、数々の賞を受賞した本作は、ボンズとTOHOアニメーションによる現在放送中のアニメシリーズともに、2010年代のベスト作品と言われている。Netflixが本作の新たな配信先となる一方、東宝が配給し劇場公開を予定している。
ハロルド氏は、『エッジ・オブ・トゥモロー』、『ジョン・ウィック:パラベラム』などで知られる大作ジャンルのベテランで、最近ではDisney+の「オビ=ワン・ケノービ」限定シリーズでヘッドライターとエグゼクティブプロデューサーを務めている。
Sources:Variety、IndieWire