中東・北アフリカ（MENA）地域でトップの放送局・MBCグループは、日本の複数のスタジオから多数の新コンテンツを発注し、Shahidでのアニメ提供を拡大している。
MBCのストリーミングサービスであるShahidは、テレビ東京の「BLEACH 千年血戦篇」のMENAにおける独占放映権を獲得した。同作品は、久保帯人氏の漫画「BLEACH」を原作とする全52話のシリーズで、アニメ「BLEACH」シリーズの続編。8年ぶりに復活し、日本と米国のShahidで日米同時配信される予定だ。ほかにも、尾田栄一郎原作の「ONE PIECE」や、アニプレックスの番組も提供される。さらにMBCは、Shahidで放映された鴨志田一のライトノベル「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の成功に続き、日本のアニプレックスとの提携を拡大。「Fate/Stay Night」「ソードアート・オンライン」「天元突破グレンラガン」など、200時間以上の番組を獲得している。
すでにShahidは、「銀魂」「HUNTER×HUNTER」「銀河英雄伝説」『竜とそばかすの姫』などのアニメや、日本とサウジアラビアのアニメによるアクションファンタジー映画『ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語』を配信している。
ShahidのSVOD向けコンテンツディレクターであるタレック・アルイブラヒム氏は「アニメは中東地域、特にサウジアラビア王国において非常に人気があり、言うまでもなく、我々はShahidで拡大し続けるアニメカタログに新たな追加を行い、視聴者に喜ばれる新作やヒット作をお届けできることに非常に興奮しています」とコメント。紹介した作品は、2022年末までにShahidで視聴できるようになるとのことだ。
Sources：TBIVision、Variety
